おとめ妖怪ざくろ 第11話 「ふれて、殻々と」
ざくろの出生の秘密。「おとめ妖怪ざくろ」第11話。
あにてれはこちら。
本文はあと。
「花楯中尉」改め「沢鷹」に捕らわれたが乱杭の嫉妬で出来たスキに逃げ出したざくろは
地下牢に閉じ込められた多くの半妖達を目の当たりにしてしまう。その場を逃げ出して
彷徨っているといつも身につけている翡翠が光り母親の元へ誘う。
座っていた母親に触れると一気にざくろの出生の秘密である「神憑りの里」での
母親の記憶が流れ込んできた。

強い妖力をもつ世継ぎを生むためだけに囲われていたざくろの母「突羽根(つくはね)」。
すでに沢鷹を生んでいたが子から引き離された里から離れた場所で暮らしていた。
さびしく里を眺めていたある日、ある青年「恵永(えなが)」と出会う。
大らかであり爽やかな恵永と外の世界に触れ合う内に新たな喜びと幸せを感じていく突羽根。

そんなある日、神隠しにあった臨月の女房を捜す夫を見かける。
「神隠しにあった娘が半妖の子を産む」真実を知っていた突羽根は、神憑りの里へ向かう。
人間の娘を帰すように訴える突羽根だが聞き入れてもらえるはずもなく、
家屋の奥から出てきた沢鷹に会うことも叶わなかった。
やがて恵永と結ばれる突羽根、恵永の子を宿すことになる。
しかしここに居ては恵永の迷惑になると里を出ようとする突羽根を江永が止め
沢鷹もいっしょに何処かに離れて暮らそうと言う。

その恵永を凶刃が襲う。恵永と突羽根を追って来た里の者だった。
この二人のことを密告したのは息子である沢鷹だった。
愛する恵永の死と自分の「穢れた女」と呼ぶ沢鷹にショックを受け
慟哭と共に意識を失う突羽根。
そのまま恵永との子を半妖にし穢れた存在として扱えと命ずる里長。
しかしその子供(ざくろ)の誕生と共に天からの祝福を受けるが如く、雲が晴れ
池の白い蓮が咲き輝く。生まれた赤子がただ者ではないと気付いて里長が寝所を
訪れた頃には突羽根は櫛松に連れられて里を脱出していた。
里を裏切ったことより沢鷹を置いてきたことに後ろ髪が引かれる突羽根。
ここまでがざくろに伝えられたこと。気付くと後ろに沢鷹がたっており自分が
突羽根を密告し殺したと伝えると、ざくろを眠らせる。

小っちゃい薄蛍達、拾いてぇ~。
妖人省で話の補足をする櫛松、その後の神憑りの里はざくろのような強い力の半妖を
生ませるために多くのイズナ降ろしを行ったという。しかしその後、ざくろのような
半妖は生まれることもなく失敗作としてモノ同然の扱いを受けることとなる。
そしてざくろは力を押さえるための翡翠のペンダントを身につけ逃げ回るが、沢鷹の
代となりざくろの力も強くなって隠れ続ける事は難しくなってしまったために
突羽根自らざくろを逃がすことを条件に里に戻ったのだった。
各地を転々とするざくろと櫛松は薄蛍や鬼灯、雪洞と行動を共にする。
そんなときに手を差し伸べたのが雨竜寿。
力を隠すのではなく有効に使い誇りを持たせるために仕事をする場を得ることが出来た。
隠れることを止めたためにざくろが掠われたことを後悔する雨竜寿だが、
景達はだからこそ出会うことが出来た、過ぎたことを嘆いても仕方がないと訴える。
そしてざくろを取り戻すべく里に入るため結界を超えなければならないのだが、
幸いにも乱杭が残していった札を利劔が確保していた。
ざくろ救出の決意を固める六人。
一方の里では婚礼の儀の準備が始まっていた。
大役を仰せつかった百緑に嫉妬する橙橙に声をかける乱杭。

夜の森を走り抜ける景達だった。
次回 「きき、焦々と」
概ね記憶の中の突羽根は寂しそうな顔が多かったけど、恵永と始めて出会って怒った
ところはいかにもざくろの母親って感じでしたね。実はオテンバとか。
記憶の流れ込みという形でほぼ一話使って確信に持って行ったところで、
ついに景達も本陣に乗り込んで一大決戦。
一方の沢鷹側は嫉妬に燃える乱杭という爆弾を抱えてしまい、ざくろの危険度は
変わらないけど景達の逆転の目となるのでしょうか?
気になるのは沢鷹、そのまま敵対する立場のままでは終わらないような気がする。
「殺した」とは言っているけど理由が定かでないし、もしかしたらざくろが離れて
いるあいだになにか心情の変化があり、里や半妖達の解放など考えているのかも?
というのは、読み過ぎか?
あにてれはこちら。
「花楯中尉」改め「沢鷹」に捕らわれたが乱杭の嫉妬で出来たスキに逃げ出したざくろは
地下牢に閉じ込められた多くの半妖達を目の当たりにしてしまう。その場を逃げ出して
彷徨っているといつも身につけている翡翠が光り母親の元へ誘う。
座っていた母親に触れると一気にざくろの出生の秘密である「神憑りの里」での
母親の記憶が流れ込んできた。

強い妖力をもつ世継ぎを生むためだけに囲われていたざくろの母「突羽根(つくはね)」。
すでに沢鷹を生んでいたが子から引き離された里から離れた場所で暮らしていた。
さびしく里を眺めていたある日、ある青年「恵永(えなが)」と出会う。
大らかであり爽やかな恵永と外の世界に触れ合う内に新たな喜びと幸せを感じていく突羽根。

そんなある日、神隠しにあった臨月の女房を捜す夫を見かける。
「神隠しにあった娘が半妖の子を産む」真実を知っていた突羽根は、神憑りの里へ向かう。
人間の娘を帰すように訴える突羽根だが聞き入れてもらえるはずもなく、
家屋の奥から出てきた沢鷹に会うことも叶わなかった。
やがて恵永と結ばれる突羽根、恵永の子を宿すことになる。
しかしここに居ては恵永の迷惑になると里を出ようとする突羽根を江永が止め
沢鷹もいっしょに何処かに離れて暮らそうと言う。

その恵永を凶刃が襲う。恵永と突羽根を追って来た里の者だった。
この二人のことを密告したのは息子である沢鷹だった。
愛する恵永の死と自分の「穢れた女」と呼ぶ沢鷹にショックを受け
慟哭と共に意識を失う突羽根。
そのまま恵永との子を半妖にし穢れた存在として扱えと命ずる里長。
しかしその子供(ざくろ)の誕生と共に天からの祝福を受けるが如く、雲が晴れ
池の白い蓮が咲き輝く。生まれた赤子がただ者ではないと気付いて里長が寝所を
訪れた頃には突羽根は櫛松に連れられて里を脱出していた。
里を裏切ったことより沢鷹を置いてきたことに後ろ髪が引かれる突羽根。
ここまでがざくろに伝えられたこと。気付くと後ろに沢鷹がたっており自分が
突羽根を密告し殺したと伝えると、ざくろを眠らせる。

小っちゃい薄蛍達、拾いてぇ~。
妖人省で話の補足をする櫛松、その後の神憑りの里はざくろのような強い力の半妖を
生ませるために多くのイズナ降ろしを行ったという。しかしその後、ざくろのような
半妖は生まれることもなく失敗作としてモノ同然の扱いを受けることとなる。
そしてざくろは力を押さえるための翡翠のペンダントを身につけ逃げ回るが、沢鷹の
代となりざくろの力も強くなって隠れ続ける事は難しくなってしまったために
突羽根自らざくろを逃がすことを条件に里に戻ったのだった。
各地を転々とするざくろと櫛松は薄蛍や鬼灯、雪洞と行動を共にする。
そんなときに手を差し伸べたのが雨竜寿。
力を隠すのではなく有効に使い誇りを持たせるために仕事をする場を得ることが出来た。
隠れることを止めたためにざくろが掠われたことを後悔する雨竜寿だが、
景達はだからこそ出会うことが出来た、過ぎたことを嘆いても仕方がないと訴える。
そしてざくろを取り戻すべく里に入るため結界を超えなければならないのだが、
幸いにも乱杭が残していった札を利劔が確保していた。
ざくろ救出の決意を固める六人。
一方の里では婚礼の儀の準備が始まっていた。
大役を仰せつかった百緑に嫉妬する橙橙に声をかける乱杭。

夜の森を走り抜ける景達だった。
次回 「きき、焦々と」
概ね記憶の中の突羽根は寂しそうな顔が多かったけど、恵永と始めて出会って怒った
ところはいかにもざくろの母親って感じでしたね。実はオテンバとか。
記憶の流れ込みという形でほぼ一話使って確信に持って行ったところで、
ついに景達も本陣に乗り込んで一大決戦。
一方の沢鷹側は嫉妬に燃える乱杭という爆弾を抱えてしまい、ざくろの危険度は
変わらないけど景達の逆転の目となるのでしょうか?
気になるのは沢鷹、そのまま敵対する立場のままでは終わらないような気がする。
「殺した」とは言っているけど理由が定かでないし、もしかしたらざくろが離れて
いるあいだになにか心情の変化があり、里や半妖達の解放など考えているのかも?
というのは、読み過ぎか?
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ざくろちゃん逃げて~。
お母様のペンダントが光った。
隠し扉?
あっ、お母様!
バレたからOPに絵が差し込まれてる!
ちょ、提供バック心配になるじゃない。
ついつい期待してニヤニヤする某小野さ...
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クリックで別ウインドウ原寸大表示 神がかりの里に拉致されたざくろ。とにかく、囚われていた場所から 逃げ出したものの、屋敷の中を彷徨っているうちに、大量に幽閉され 動物のように飼われている半妖の子供達や百緑が言った言葉 すさまじい妖力を持つ半妖を再現する為
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おとめ妖怪 ざくろですが、ざくろの母親・突羽根の過去が分かります。突羽根は神がかりの里の巫女で息子の花楯こと沢鷹は里長に奪われて会わせてもらえません。突羽根は木に登って里長の広大な屋敷を見下ろして、その中にいる沢鷹のことを考えていると、木が切られてしま
おとめ妖怪ざくろ 第11話「ふれて、殻々と」
屋敷から逃げる西王母桃が母の残思を感じると当時期に妖人省では今迄、皆に隠し通して来た櫛松が西王母桃の母の突羽根と自分の関係、そして西王母桃の出生を語り始め、前回よりも更に物語りの全容が判って来て、最終話へといい感じになって来ました。
おとめ妖怪 ざくろ 第11話
おとめ妖怪 ざくろ 第11話
『ふれて、殻々と』
≪あらすじ≫
花楯中尉という偽りの名を使って西王母桃に接近したのは、彼女の異父兄・沢鷹(おもだか)であった。沢鷹は、西王母桃の膨大な妖力を利用しよう...
おとめ妖怪 ざくろ 第十一話 『ふれて、殻々と』
母の記憶
【おとめ妖怪ざくろ】11話 結構重い話だったな
おとめ妖怪ざくろ
#11 ふれて、殻々と
875 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2010/12/14(火) 01:59:44 ID:Vnx0Fxj+0
櫛松さん株急上昇中
881 名前:風の谷の名無し...
おとめ妖怪ざくろ#11
第11話 『ふれて、殻々と』
――ああ、もうなんか
“いっそ滅んでしまえ、人間ども!!”
みたいな、気分になるねぇ……。
――ツルっと拾い!
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どうして・・・分からない。なのにどうしてこんなに胸が苦しくなるの----------!!半妖と妖人の違い。自分の力。涙を流し、闇雲に走った屋敷の中。その時、ざくろの胸にあった、母の...
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♪ム~ンフォ~リ~ナ~♪ なBサビ部に中尉+沢鷹の画...
おとめ妖怪 ざくろ 第十一話:ふれて、殻々と
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この鬱展開に泣けた…何もかも たまらんよ もう… 最後まで (ノД`)シクシク
囚われた半妖の子供達と百緑から逃げ出したざくろは母から貰った翡翠の
ネッ
「おとめ妖怪 ざくろ」第11話【ふれて、殻々と】
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捕らわれた西王母桃...
おとめ妖怪 ざくろ #11
【ふれて、殻々と】
おとめ妖怪ざくろ 3 【通常版】 [DVD]出演:中原 麻衣アニプレックス(2011-01-26)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る
今度は僕が西王母桃君を助け出す!!
母のみちびき
{/kaeru_rain/}京都議定書!
サラッとです~^^;
『おとめ妖怪 ざくろ』 第十一話 ふれて、殻々と
ざくろは翡翠のペンダントの光に導かれたように、
隠し扉の裏側へ入って行きます。
そこで見たのは、
逢いたがっていた母でした・・
涙しながら母に触れると、
そ
[アニメ]おとめ妖怪 ざくろ 第11話「ふれて、殻々と」
ここにきて一気に重みを増し深みも増したエピソードに感涙。
おとめ妖怪 ざくろ 第11話「ふれて、殻々と」
僕たちが必ず ざくろくんを助けます――!
櫛松から、ざくろと母の過去を訊いた景たち。
神がかりの里から、ざくろを助けようと決意しますが…。
▼ おとめ妖怪 ざくろ 第11話「ふれて、殻々と」
ざくろの母・突羽根って、ざくろに似たところがありますね
おとめ妖怪 ざくろ 第11話「ふれて、殻々と」
お母さん、可愛いなぁ。
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No title
今回の過去話は確かに血なまぐさい設定の話でした。
今までだとせいぜい変身後の乱杭ぐらいだったんですがね。
戦い終わってハッピーエンドというのが希望ですが、全体的に
キャラのカップルが多いのでもう少し恋愛事の肉付けも欲しかったですね。
今までだとせいぜい変身後の乱杭ぐらいだったんですがね。
戦い終わってハッピーエンドというのが希望ですが、全体的に
キャラのカップルが多いのでもう少し恋愛事の肉付けも欲しかったですね。
ざくろから最初にコメントでお礼を
毎回TBありがとうございます。
>ついに景達も本陣に乗り込んで一大決戦。
ここまで血生臭い話が出るとは視聴最初では予想もつかなかったですわ。さて最後まで全員が生き残るのか? 続編ありきであとをひく最終回か、王道でめでたしか、どれでもいいと思える良作なのは間違いはない。
>ついに景達も本陣に乗り込んで一大決戦。
ここまで血生臭い話が出るとは視聴最初では予想もつかなかったですわ。さて最後まで全員が生き残るのか? 続編ありきであとをひく最終回か、王道でめでたしか、どれでもいいと思える良作なのは間違いはない。