いちばんうしろの大魔王 第12話 「おしまいは完璧?」 <終>
神というシステム壊すために立ち上がる阿九斗。その前に立ちはだかるブレイブ(ヒロシ)。
「いちばんうしろの大魔王」の最終第12話。
渾身のブレイブの一撃を受け止める阿九斗。
壊れていく阿九斗を見て攻撃を無理に停止したブレイブは機能が休眠してしまう。
ヒロシの性格まで見抜いた阿九斗の作戦だった。
ヘルメットを破壊しヒロシをゆうこに託すと再び背を向ける。

そしてゆうこの体に救う魔獣が神の制御下にあるものなので、ピーターハウゼンが
神を引き継ぐ事で安全に取り除くことが出来ると伝えると再び神の元へ向かう。
神の施設にはけーなをつれた望一郎がやって来ていた。
守護する巫女を排除し「神は自動律に逆らえない、単一者の契約の場を用意しろ」と
命を下すと怪談と鳥居が浮いた空間が開く。そこにいた自動律は「あなたのやり方では
無理です。あなたの役目ではないから」と望一郎を止める。
改めて自分ではダメだと絶望した望一郎はけーなだけは手に入れようとする。

そこに現れた阿九斗に斬りかかる望一郎だったが、力を増した阿九斗にすでに敵ではない。
望一郎に倒したのに釈然としない阿九斗。そこに先ほど望一郎に切られた巫女が
「魔王は自動律と結ばれ新世界の父となる存在、いまこそ単一者の契約を」と話しかけてきた。
「契約はしないよ、ネットワーク端末としての神を殺すためだ」
そんな阿九斗に魔王でさえ神の創造したデバイスであるという巫女。
阿九斗は神による自作自演ではることは承知の上だった。
けーなを守るために神を殺すと自分の意志を曲げない阿九斗。
防衛システムを発動しその場を立ち去ろうとする神を阿九斗はピーターハウゼンで追う。
死さえ覚悟している阿九斗の後を追いかけるけーな。
内部に飛び込んだ阿九斗とピーターハウゼンを大量の矢が襲う。
しかしモノともせず中心部に飛び込むとピーターハウゼンはケーブルを延ばしてシステムの
引き継ぎを始める。その間は無防備、しかもケーブルを切断させる訳にはいかない。

大勢の巫女達からピーターハウゼンを守ることとなった阿九斗。
多勢に無勢となるところだが阿九斗のマナ制御のリミッターを外すことで力を増幅する。
強力な攻撃で巫女達を撃破する阿九斗、ピーターハウゼンも徐々にシステムを乗っ取る。
しかし巫女達は次元の穴を開けて阿九斗達を空間の外へ追い出そうと作戦を変えてきた。
解除された本当の限界の力をいろいろな恐れから発揮できてない阿九斗だったが
ここでは後のことは考えずに力を解放する。
その後ろで自分を犠牲にして阿九斗だけは助けるように体勢を整える
ピーターハウゼンは阿九斗への形見として自分の牙を折ってけーなに託す。

ピーターハウゼンの牙を受け取ったけーなは阿九斗の背中に抱き付き自分が
助けるから大丈夫だと伝える。そして阿九斗の体から発する光がピークに達すると
けーなの眼前に本当の自動律が現れる。
そして望一郎と阿九斗の二人のために望みを叶えると言う。
そして爆発する神の施設、そのなかで燃え尽きるピーターハウゼン。
絢子がヘリでクレーターを調べに来たら中央に阿九斗とけーなを見つける。
阿九斗達に事情を聞いていたところで、ヒロシとゆうこも合流する。
ゆうこの体からは魔獣が消えており、阿九斗のことを魔王を倒しに来た風紀委員だと認識。

不二子や生徒会長、コロネなどを阿九斗にごく近い者達を除いた人々の記憶が
改変されている様子だった。
そして阿九斗が魔王ではなくなったことで命令自体が消えたが独自の判断で残ったころね。
ピーターハウゼンの形見を見て新しい生活が送れることを感謝する阿九斗。
魔王でない阿九斗になら障害のないツンデレな絢子。
記憶の改変が「自分じゃないけど、自分」だと阿九斗に説明するけーな。
あくまでも阿九斗には魔王になってもらいたいとはりきる不二子。そんな妹を嘆く兄。
生徒会の中では唯一真実を知る生徒会長。
書記のアルヌールがあまりにも普通にしゃべったことに皆驚愕。ww

そして定期検診で将来の職業検査。すべては入学した時のこの検査から始まった・・・
「君の将来は・・・魔王だ!」
自動律の言っていたより「さらに重い運命」の始まりなのか?ww
アイキャッチ。ナイスアングルですね。ww

そしてみんなでご飯。
ラスト3話分で突っ走って締めましたね。詰め込み感は否めないけど2クール必要と
感じでもないし、布石のばらまきと本題の開始が遅かったのではないか。
その分、神や魔法の世界の話ということで多少の無茶振りでの回収は止む無しかな?
まあ物語自体アニメの枠の中で変に繋がないで整理はした感じ。
もちろん書き換えられた物語でもやっぱり阿九斗が魔王だった言うのはオチとしてアリ。
恋愛模様もうやむやだけどこの辺もまあこちらもアリでしょうか。
あえていうと最後のドタバタでころねの活躍が少なかったのがちょっと不満です。
ラノベで人気はあるとは言えどちらかというとエッチさメインだけで終わると思っていたけど、
むしろ最後はエロ控えめで謎とバトル主体のまま最後まで楽しませてもらいました。
「いちばんうしろの大魔王」の最終第12話。
渾身のブレイブの一撃を受け止める阿九斗。
壊れていく阿九斗を見て攻撃を無理に停止したブレイブは機能が休眠してしまう。
ヒロシの性格まで見抜いた阿九斗の作戦だった。
ヘルメットを破壊しヒロシをゆうこに託すと再び背を向ける。

そしてゆうこの体に救う魔獣が神の制御下にあるものなので、ピーターハウゼンが
神を引き継ぐ事で安全に取り除くことが出来ると伝えると再び神の元へ向かう。
神の施設にはけーなをつれた望一郎がやって来ていた。
守護する巫女を排除し「神は自動律に逆らえない、単一者の契約の場を用意しろ」と
命を下すと怪談と鳥居が浮いた空間が開く。そこにいた自動律は「あなたのやり方では
無理です。あなたの役目ではないから」と望一郎を止める。
改めて自分ではダメだと絶望した望一郎はけーなだけは手に入れようとする。

そこに現れた阿九斗に斬りかかる望一郎だったが、力を増した阿九斗にすでに敵ではない。
望一郎に倒したのに釈然としない阿九斗。そこに先ほど望一郎に切られた巫女が
「魔王は自動律と結ばれ新世界の父となる存在、いまこそ単一者の契約を」と話しかけてきた。
「契約はしないよ、ネットワーク端末としての神を殺すためだ」
そんな阿九斗に魔王でさえ神の創造したデバイスであるという巫女。
阿九斗は神による自作自演ではることは承知の上だった。
けーなを守るために神を殺すと自分の意志を曲げない阿九斗。
防衛システムを発動しその場を立ち去ろうとする神を阿九斗はピーターハウゼンで追う。
死さえ覚悟している阿九斗の後を追いかけるけーな。
内部に飛び込んだ阿九斗とピーターハウゼンを大量の矢が襲う。
しかしモノともせず中心部に飛び込むとピーターハウゼンはケーブルを延ばしてシステムの
引き継ぎを始める。その間は無防備、しかもケーブルを切断させる訳にはいかない。

大勢の巫女達からピーターハウゼンを守ることとなった阿九斗。
多勢に無勢となるところだが阿九斗のマナ制御のリミッターを外すことで力を増幅する。
強力な攻撃で巫女達を撃破する阿九斗、ピーターハウゼンも徐々にシステムを乗っ取る。
しかし巫女達は次元の穴を開けて阿九斗達を空間の外へ追い出そうと作戦を変えてきた。
解除された本当の限界の力をいろいろな恐れから発揮できてない阿九斗だったが
ここでは後のことは考えずに力を解放する。
その後ろで自分を犠牲にして阿九斗だけは助けるように体勢を整える
ピーターハウゼンは阿九斗への形見として自分の牙を折ってけーなに託す。

ピーターハウゼンの牙を受け取ったけーなは阿九斗の背中に抱き付き自分が
助けるから大丈夫だと伝える。そして阿九斗の体から発する光がピークに達すると
けーなの眼前に本当の自動律が現れる。
そして望一郎と阿九斗の二人のために望みを叶えると言う。
そして爆発する神の施設、そのなかで燃え尽きるピーターハウゼン。
絢子がヘリでクレーターを調べに来たら中央に阿九斗とけーなを見つける。
阿九斗達に事情を聞いていたところで、ヒロシとゆうこも合流する。
ゆうこの体からは魔獣が消えており、阿九斗のことを魔王を倒しに来た風紀委員だと認識。

不二子や生徒会長、コロネなどを阿九斗にごく近い者達を除いた人々の記憶が
改変されている様子だった。
そして阿九斗が魔王ではなくなったことで命令自体が消えたが独自の判断で残ったころね。
ピーターハウゼンの形見を見て新しい生活が送れることを感謝する阿九斗。
魔王でない阿九斗になら障害のないツンデレな絢子。
記憶の改変が「自分じゃないけど、自分」だと阿九斗に説明するけーな。
あくまでも阿九斗には魔王になってもらいたいとはりきる不二子。そんな妹を嘆く兄。
生徒会の中では唯一真実を知る生徒会長。
書記のアルヌールがあまりにも普通にしゃべったことに皆驚愕。ww

そして定期検診で将来の職業検査。すべては入学した時のこの検査から始まった・・・
「君の将来は・・・魔王だ!」
自動律の言っていたより「さらに重い運命」の始まりなのか?ww
アイキャッチ。ナイスアングルですね。ww

そしてみんなでご飯。
ラスト3話分で突っ走って締めましたね。詰め込み感は否めないけど2クール必要と
感じでもないし、布石のばらまきと本題の開始が遅かったのではないか。
その分、神や魔法の世界の話ということで多少の無茶振りでの回収は止む無しかな?
まあ物語自体アニメの枠の中で変に繋がないで整理はした感じ。
もちろん書き換えられた物語でもやっぱり阿九斗が魔王だった言うのはオチとしてアリ。
恋愛模様もうやむやだけどこの辺もまあこちらもアリでしょうか。
あえていうと最後のドタバタでころねの活躍が少なかったのがちょっと不満です。
ラノベで人気はあるとは言えどちらかというとエッチさメインだけで終わると思っていたけど、
むしろ最後はエロ控えめで謎とバトル主体のまま最後まで楽しませてもらいました。
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テーマ : いちばんうしろの大魔王
ジャンル : アニメ・コミック
Angel Beats! 「格闘中」
勢いを押さえながらお腹を刺激したりして格闘中です。

やっぱりこの手のネタにされているんだろうな・・・
この着衣の乱れ。片足だけパンストが落ちているとか狙いすぎだろ。ww

こちらもきっとぶっかけられたりしているネタにされるだろう・・・
元ネタは第12話「Knockin' on heaven's door」から。

やっぱりこの手のネタにされているんだろうな・・・
この着衣の乱れ。片足だけパンストが落ちているとか狙いすぎだろ。ww

こちらもきっとぶっかけられたりしているネタにされるだろう・・・
元ネタは第12話「Knockin' on heaven's door」から。
Angel Beats! 第12話 「Knockin' on heaven's door」
新たな脅威に対抗してまだまだ抗う者、心の充足を受け入れる者。「Angel Beats!」の第12話。
ネタ「格闘中」を追加。
数を増す影をひたすら撃退する奏。
音無達は今のうちにSSSメンバーに接触を試みようと校長室を出る。
すると既にガルデモメンバーを筆頭に何人かが音無達を待っていた。
彼女たちが出した結論は「納得しちゃったんだよ・・・」「踏ん切りがついたというかさ・・・」
「まぁ、後のことは知らない。あたし達はもう行く。次もバンドやるよ。じゃあな!」
ひさ子はサバサバと挨拶して最後に音無とハイタッチをすると消えた。

「下々共のお見送りお疲れ様です」 な~お~い~、いろいろぶち壊し。
余韻も味わう間もなく影の襲撃を受けて校庭に逃げ出す。
そして残って戦う事を選んだ者達。
野田、大山、藤巻、TK、そして山ごもりで激痩せして体のキレを増した松下五段。ww

ひとりギルドに進行するゆりの前にも影は現れ始める。
連絡橋を突破する音無達、増え続ける影に苦戦するがここに百人力の椎名が合流する。
ギルドで影の数に圧倒されるゆり。そんなゆりに声をかけて新しい銃を渡すチャー。
戦いが終わることを聞いて自分の役割は全うできたとして満足して消える。
新しい武器のおかげでオールドギルド到達を果たしたゆりはしばしの休息を得ることで
いろいろなことに思いを馳せる。天使=奏ともしかして仲良くなれたのではないか?
しかしそれは無理だっただろう・・・自分は神様が許せないから・・・
意識が戦いから逸れている隙に影に詰め寄られてしまうゆり。

一般生徒の制服で教室にいたゆり。授業の中で考え事をしていた。
先生が呼んだ「中村(ゆり)」が正式名称ですね?
隣の生徒とのくだらない会話。しかし途切れ途切れに違和感を感じる。
そして授業中先生に指されて立ち上がったゆりは「すごく幸せですね」と呟く。
「あたしには眩しすぎる。ここから消えたい、やり直せますかね?
こんな当たり前の幸せを私は受け入れられますかね?
記憶を失って性格も変わってなら出来ますよね。でもだったら生まれ変わるってナニ?
それはもう私の人生じゃない。別の誰かの人生・・・」
どんな理不尽でも自分の唯一の人生。
「だから私は戦うんです。だってそんな人生、一生受け入れられないから」
教室達の生徒達も消えて、突然の黒い濁流に呑まれるゆり。
しかし溺れまいと抗うゆりに音無の手が差し伸べられる。
そして手を取るとゆりの目が覚めた。
奏が危険を察知してここまで案内し危ないところで音無達に助け出されたらしい。
着衣の乱れを直して気合いを入れ直したらすぐに進行を再開するゆり。

なにやら影に集中的に守られているポイントを発見し奏が一蹴。
羽の生えた奏ちゃんはダブルオー(AA)なみの強さだな。
追ってくる影は音無達が押さえゆりを先に行かせる。
そしてゆりが辿り着いた場所。「第二コンピュータ室」
多量のPCとモニタが詰まれて「ANGEL PLAYER」が稼働していた。
そして奥で腰掛けていたひとりの男。
ゆりの問いに淡々と答えるこの男、神ではなく遠い昔に誰かが作ったプログラムで
動いているという。「ANGEL PLAYER」のことは把握していても原理は理解していない。
ゆり達と同じルールに則って動いている存在。
現状のトリガになった事象を男に問うと、男は「世界に愛が芽生えました」と言う。
「愛が芽生えてしまうとここが永遠は楽園に変わる。
ここはそうなってはいけない。卒業していくべき場所だから」
「誰かのために生き、報われた人生を送った者が記憶喪失で迷い込んで来ることが
まれにある。そのときにバグが発生するんです」 (これは音無のこと?)
そのバグに気付いた「ANGEL PLAYER」のプログラマが仕組んだのが影によるリセット。

さらにNPCの中に「ANGEL PLAYER」のプログラマが居るという。
愛を知りひとりこの世界を卒業した彼女を待つために自らをNPC化したという。
そしてここに辿り着いたゆりに対して「あなたの意思次第では世界が改変できる」という男。
それはつまり「神になれる」ということ。
自分が神になれる最強の存在に辿り着いた・・・高笑いするゆり。
しかしそれはゆりが求める事ではない。
ここで更に大きな愛の存在を検知するシステム。
「私がここまでやって来たのはみんなを守るためだから」
急速に成長する愛の発生源は他でもないゆり本人だった。

ありったけの武器でPCを破壊するゆり、そしてプログラムと名乗る男も・・・
「これで終わった・・・これでみんな無事にこの世界から去っていけるはず。
にしても不覚だ、お姉ちゃんあんた達と同じくらいみんなのこと大切に思っちゃったんだ・・・
あんた達が誇れるくらいあんた達だけを愛する姉でいたかったのに・・・」
「あたしもみんなの後を追いかけて行きたくなっちゃたよ・・・」
顔を上げたゆりの目前に弟と妹達が立っていた。
「ありがとう、もう十分だよ。もう、お姉ちゃんだけ苦しまなくていいよ。
長い間、おつかれさま。お姉ちゃん」
その言葉と弟妹の笑顔を見て堰を切ったように涙があふれ出すゆり。

次に目が覚めた時は音無や奏達が見守るベッドの上だった。
次回最終回 「Graduation」

エンディングのSSSの全員集合ですね。岩沢とユイが一緒、松下五段はスリム版。ww
ボーカルを二度も失ったガルデモメンバーは早々に退場。
たしかに戦闘要員じゃないから今回の話で残っていてもNPCになるオチだろうしね。
そしてこの世界のシステムの一端と、ゆりが自分なりに納得することができた話でした。
とはいっても「ANGEL PLAYER」というシステムを作ったゆり達と同じ存在がいたという
ことが分かり、今回の黒幕はその製作物で管理をしていたに過ぎない訳で、本当の世界を
作っている存在にはまったく手が届いてない訳ですが・・・
音無というバグを引き起こす要員と、その影響を受けて仲間への愛情に目覚めたゆり。
それらがリセット条件となって影を生み出していた。
そしていくつかの困難を乗り越えたことで自分に取って唯一無二の存在でこの世界で
戦う根源だった弟妹達への贖罪が、新しい仲間を愛して助けることによって軽減した
ことが今回の弟妹達からの「許し」となったという事ですかね?
卒業という事らしいですが、今回ガルデモが「納得した、じゃ!」みたいに消えたように、
卒業式を企画して「じゃ!」で一斉に消えるのかな?
みんなが卒業なら奏も納得できるだろうし。
原作もなく先が読めない展開でいよいよラストを迎えてどういったオチとなるか。
作品評価の全ては次回で決まります。
ネタ「格闘中」を追加。
数を増す影をひたすら撃退する奏。
音無達は今のうちにSSSメンバーに接触を試みようと校長室を出る。
すると既にガルデモメンバーを筆頭に何人かが音無達を待っていた。
彼女たちが出した結論は「納得しちゃったんだよ・・・」「踏ん切りがついたというかさ・・・」
「まぁ、後のことは知らない。あたし達はもう行く。次もバンドやるよ。じゃあな!」
ひさ子はサバサバと挨拶して最後に音無とハイタッチをすると消えた。

「下々共のお見送りお疲れ様です」 な~お~い~、いろいろぶち壊し。
余韻も味わう間もなく影の襲撃を受けて校庭に逃げ出す。
そして残って戦う事を選んだ者達。
野田、大山、藤巻、TK、そして山ごもりで激痩せして体のキレを増した松下五段。ww

ひとりギルドに進行するゆりの前にも影は現れ始める。
連絡橋を突破する音無達、増え続ける影に苦戦するがここに百人力の椎名が合流する。
ギルドで影の数に圧倒されるゆり。そんなゆりに声をかけて新しい銃を渡すチャー。
戦いが終わることを聞いて自分の役割は全うできたとして満足して消える。
新しい武器のおかげでオールドギルド到達を果たしたゆりはしばしの休息を得ることで
いろいろなことに思いを馳せる。天使=奏ともしかして仲良くなれたのではないか?
しかしそれは無理だっただろう・・・自分は神様が許せないから・・・
意識が戦いから逸れている隙に影に詰め寄られてしまうゆり。

一般生徒の制服で教室にいたゆり。授業の中で考え事をしていた。
先生が呼んだ「中村(ゆり)」が正式名称ですね?
隣の生徒とのくだらない会話。しかし途切れ途切れに違和感を感じる。
そして授業中先生に指されて立ち上がったゆりは「すごく幸せですね」と呟く。
「あたしには眩しすぎる。ここから消えたい、やり直せますかね?
こんな当たり前の幸せを私は受け入れられますかね?
記憶を失って性格も変わってなら出来ますよね。でもだったら生まれ変わるってナニ?
それはもう私の人生じゃない。別の誰かの人生・・・」
どんな理不尽でも自分の唯一の人生。
「だから私は戦うんです。だってそんな人生、一生受け入れられないから」
教室達の生徒達も消えて、突然の黒い濁流に呑まれるゆり。
しかし溺れまいと抗うゆりに音無の手が差し伸べられる。
そして手を取るとゆりの目が覚めた。
奏が危険を察知してここまで案内し危ないところで音無達に助け出されたらしい。
着衣の乱れを直して気合いを入れ直したらすぐに進行を再開するゆり。

なにやら影に集中的に守られているポイントを発見し奏が一蹴。
羽の生えた奏ちゃんはダブルオー(AA)なみの強さだな。
追ってくる影は音無達が押さえゆりを先に行かせる。
そしてゆりが辿り着いた場所。「第二コンピュータ室」
多量のPCとモニタが詰まれて「ANGEL PLAYER」が稼働していた。
そして奥で腰掛けていたひとりの男。
ゆりの問いに淡々と答えるこの男、神ではなく遠い昔に誰かが作ったプログラムで
動いているという。「ANGEL PLAYER」のことは把握していても原理は理解していない。
ゆり達と同じルールに則って動いている存在。
現状のトリガになった事象を男に問うと、男は「世界に愛が芽生えました」と言う。
「愛が芽生えてしまうとここが永遠は楽園に変わる。
ここはそうなってはいけない。卒業していくべき場所だから」
「誰かのために生き、報われた人生を送った者が記憶喪失で迷い込んで来ることが
まれにある。そのときにバグが発生するんです」 (これは音無のこと?)
そのバグに気付いた「ANGEL PLAYER」のプログラマが仕組んだのが影によるリセット。

さらにNPCの中に「ANGEL PLAYER」のプログラマが居るという。
愛を知りひとりこの世界を卒業した彼女を待つために自らをNPC化したという。
そしてここに辿り着いたゆりに対して「あなたの意思次第では世界が改変できる」という男。
それはつまり「神になれる」ということ。
自分が神になれる最強の存在に辿り着いた・・・高笑いするゆり。
しかしそれはゆりが求める事ではない。
ここで更に大きな愛の存在を検知するシステム。
「私がここまでやって来たのはみんなを守るためだから」
急速に成長する愛の発生源は他でもないゆり本人だった。

ありったけの武器でPCを破壊するゆり、そしてプログラムと名乗る男も・・・
「これで終わった・・・これでみんな無事にこの世界から去っていけるはず。
にしても不覚だ、お姉ちゃんあんた達と同じくらいみんなのこと大切に思っちゃったんだ・・・
あんた達が誇れるくらいあんた達だけを愛する姉でいたかったのに・・・」
「あたしもみんなの後を追いかけて行きたくなっちゃたよ・・・」
顔を上げたゆりの目前に弟と妹達が立っていた。
「ありがとう、もう十分だよ。もう、お姉ちゃんだけ苦しまなくていいよ。
長い間、おつかれさま。お姉ちゃん」
その言葉と弟妹の笑顔を見て堰を切ったように涙があふれ出すゆり。

次に目が覚めた時は音無や奏達が見守るベッドの上だった。
次回最終回 「Graduation」

エンディングのSSSの全員集合ですね。岩沢とユイが一緒、松下五段はスリム版。ww
ボーカルを二度も失ったガルデモメンバーは早々に退場。
たしかに戦闘要員じゃないから今回の話で残っていてもNPCになるオチだろうしね。
そしてこの世界のシステムの一端と、ゆりが自分なりに納得することができた話でした。
とはいっても「ANGEL PLAYER」というシステムを作ったゆり達と同じ存在がいたという
ことが分かり、今回の黒幕はその製作物で管理をしていたに過ぎない訳で、本当の世界を
作っている存在にはまったく手が届いてない訳ですが・・・
音無というバグを引き起こす要員と、その影響を受けて仲間への愛情に目覚めたゆり。
それらがリセット条件となって影を生み出していた。
そしていくつかの困難を乗り越えたことで自分に取って唯一無二の存在でこの世界で
戦う根源だった弟妹達への贖罪が、新しい仲間を愛して助けることによって軽減した
ことが今回の弟妹達からの「許し」となったという事ですかね?
卒業という事らしいですが、今回ガルデモが「納得した、じゃ!」みたいに消えたように、
卒業式を企画して「じゃ!」で一斉に消えるのかな?
みんなが卒業なら奏も納得できるだろうし。
原作もなく先が読めない展開でいよいよラストを迎えてどういったオチとなるか。
作品評価の全ては次回で決まります。
テーマ : Angel Beats!
ジャンル : アニメ・コミック