BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail [001] 「#25 Collateral Massacer」 (先行放送 TV版ショートバージョン)
小学館サンデーGXで大人気連載中(休載多めですが・・・)の広江 礼威先生原作、
ウルトラハード・ドンパチアニメ「BLACK LAGOON」シリーズ第3期。
今度はOVAシリーズでのリリースですが第1巻が地上波先行放送となりました。
原作コミックスでは8巻と9巻あたりのロベルタの復讐劇がOVAシリーズ全五巻となるようです。
大勢のキャラが絡む複雑なエピソードな上にかなり派手なアクション(惨劇)もあるので、
若干制約の少ないOVAでアニメ化されることは好ましいことです。
OPの曲は多少のアレンジはありますが従来と同じ「Red fraction(AA)」。

1969年のベトナム、一方的な殺戮の上に人間性を無くしていった部下達を止める男。
そして26年後のベネズエラ、演説会場を監視する統制の取れたチームの存在があった。
ターゲットはロベルタの仕えるラブレス家当主「ディエゴ・フェルナンド・ラブレス」。
速やかにステージの爆破を終えたチームは速やかに撤退を始める。
残されたガルシア、優しく公明正大な父の死に泣くしかなかった。
しかしロベルタは知っていた、殺した人間にとっては大した理由など無い。
殺された人間はどうでもよい、死んでいる方が都合がよいから殺しただけ。
ロベルタは再び銃を取り鉄槌を下す事を誓う。

場所はロアナプラへ。
ベネズエラで爆破テロを実行したチームらしき男達が潜入していた。
そしてラグーン商会にも得体の知れない問い合わせなどがあり、不穏な空気を感じ取るダッチ。
レヴィも街中で「メイドを見た」という情報を掴んでいた。
酒場「イエローフラッグ」で先に酒を飲むロックとレヴィ。
中国マフィア、コロンビアマフィア達それぞれに動きが慌ただしくなっていた。
レヴィがグスターボとメイドについて姿や特徴の情報を説明していたら店にメイドが現れる。
「ファビオラ・イグレシアス」と名乗るそのメイド少女はラグーン商会を訪ねてきて
当主のいるホテルへご足労願うと申し出てきた。
ちょうど話題となっていたメイドの関係者の登場に沸き立つマフィア。
つまみ上げ待ち合わせのホテルへ同行すると言い出すマフィアに呆れたファビオラは
まず背後の男に手痛い一撃を加える。しかし即座に銃口に囲まれてしまう。

ところが面白がってレヴィが酒瓶を落としてスキを作ると隠し武器を出して銃撃戦に。
酒場の中は阿鼻叫喚、さらにマフィアの増援の機関銃攻撃もあって店はメチャクチャ。
ショットガンを出したファビオラに脅されて撤収するマフィア達。
入れ替わるようにダッチ達も到着し揃って新当主ガルシアの待つホテルへ向かう。
到着しドアを開くと先に到着していたのは中国マフィアのドン張(チャン)だった。

エンディング「When Johnny Comes Marching Home(AA)」を挟んで再びイエローフラッグ。
「戦争をするために必要な全ての店を教えて下さいまし・・・」
今度こそ本当の戦闘メイド・ロベルタが登場。
相変わらずよく動く、よくぶっ放すアニメです。
人気の高いロベルタのエピソードでこれから更に大量の残虐&流血シーン、
ドラッグ摂取などなど話の進行上避けられない部分がテレビ放送では表現が
制限される可能性もあるでしょうからOVAの方が向いているかも知れません。
(今回の冒頭にも惨殺されたベトナム人とかの表現もありましたが・・・)
このMAD HOUSEによるBLACK LAGOONはクオリティ的にも心配皆無なので原作好きで
アニメにも興味アリという人には充分にお奨めできますね。
OVA第一巻は2010年7月17日発売。旧シリーズのBD化による再リリース版もお奨め。
ウルトラハード・ドンパチアニメ「BLACK LAGOON」シリーズ第3期。
今度はOVAシリーズでのリリースですが第1巻が地上波先行放送となりました。
原作コミックスでは8巻と9巻あたりのロベルタの復讐劇がOVAシリーズ全五巻となるようです。
大勢のキャラが絡む複雑なエピソードな上にかなり派手なアクション(惨劇)もあるので、
若干制約の少ないOVAでアニメ化されることは好ましいことです。
OPの曲は多少のアレンジはありますが従来と同じ「Red fraction(AA)」。

1969年のベトナム、一方的な殺戮の上に人間性を無くしていった部下達を止める男。
そして26年後のベネズエラ、演説会場を監視する統制の取れたチームの存在があった。
ターゲットはロベルタの仕えるラブレス家当主「ディエゴ・フェルナンド・ラブレス」。
速やかにステージの爆破を終えたチームは速やかに撤退を始める。
残されたガルシア、優しく公明正大な父の死に泣くしかなかった。
しかしロベルタは知っていた、殺した人間にとっては大した理由など無い。
殺された人間はどうでもよい、死んでいる方が都合がよいから殺しただけ。
ロベルタは再び銃を取り鉄槌を下す事を誓う。

場所はロアナプラへ。
ベネズエラで爆破テロを実行したチームらしき男達が潜入していた。
そしてラグーン商会にも得体の知れない問い合わせなどがあり、不穏な空気を感じ取るダッチ。
レヴィも街中で「メイドを見た」という情報を掴んでいた。
酒場「イエローフラッグ」で先に酒を飲むロックとレヴィ。
中国マフィア、コロンビアマフィア達それぞれに動きが慌ただしくなっていた。
レヴィがグスターボとメイドについて姿や特徴の情報を説明していたら店にメイドが現れる。
「ファビオラ・イグレシアス」と名乗るそのメイド少女はラグーン商会を訪ねてきて
当主のいるホテルへご足労願うと申し出てきた。
ちょうど話題となっていたメイドの関係者の登場に沸き立つマフィア。
つまみ上げ待ち合わせのホテルへ同行すると言い出すマフィアに呆れたファビオラは
まず背後の男に手痛い一撃を加える。しかし即座に銃口に囲まれてしまう。

ところが面白がってレヴィが酒瓶を落としてスキを作ると隠し武器を出して銃撃戦に。
酒場の中は阿鼻叫喚、さらにマフィアの増援の機関銃攻撃もあって店はメチャクチャ。
ショットガンを出したファビオラに脅されて撤収するマフィア達。
入れ替わるようにダッチ達も到着し揃って新当主ガルシアの待つホテルへ向かう。
到着しドアを開くと先に到着していたのは中国マフィアのドン張(チャン)だった。

エンディング「When Johnny Comes Marching Home(AA)」を挟んで再びイエローフラッグ。
「戦争をするために必要な全ての店を教えて下さいまし・・・」
今度こそ本当の戦闘メイド・ロベルタが登場。
相変わらずよく動く、よくぶっ放すアニメです。
人気の高いロベルタのエピソードでこれから更に大量の残虐&流血シーン、
ドラッグ摂取などなど話の進行上避けられない部分がテレビ放送では表現が
制限される可能性もあるでしょうからOVAの方が向いているかも知れません。
(今回の冒頭にも惨殺されたベトナム人とかの表現もありましたが・・・)
このMAD HOUSEによるBLACK LAGOONはクオリティ的にも心配皆無なので原作好きで
アニメにも興味アリという人には充分にお奨めできますね。
OVA第一巻は2010年7月17日発売。旧シリーズのBD化による再リリース版もお奨め。
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テーマ : BLACK LAGOON
ジャンル : アニメ・コミック
化物語 第15話 「つばさキャット 其ノ伍」 (WEB公開)<終>
テレビでは完了しなかった分がストリーミング配信として登場のアニメ「化物語」の第15話。
1クール+αの長かった物語もここでひとまず終了。
直前まで編集していたと言うことなのでBD/DVD版は更に修正がかかると思いますが、
さすがにもう発売スケジュールが延びるということはないでしょう。ww
「いやにゃ、人間。俺の御主人様はお前のことが好きなんだにゃ」
ストレスを簡単に解消するために提案するブラック羽川(障り猫)。
悪い冗談だと否定する暦だったが猫がいう通りに仮に真実でも羽川はそんなそぶりを
見せるような人間ではない。猫にどんどんと責め立てられて焦る暦。

羽川は「春休みの事件」から暦のことを気にしているという猫。
しかしその気持ちを秘めているうちに「蟹の事件」もあって暦は戦場ヶ原と
恋仲になってしまった。
しかし何年もの家族とのストレスで現れた猫が、「たかが数ヶ月の恋愛のこと」で
現れたのはおかしいと指摘する暦。
だが恋愛のストレスが家族とのそれに対して軽いものだとは限らない。
「おまえひょっとして真剣に人を好きになったことねぇんじゃにゃいのか?
今その女と付き合ってることだってただ単に押し切られただけなんじゃにゃいの?」
その程度の付き合いならご主人の恩に報いるために分かれた方が良いという猫。
暦は「それは出来ない、羽川が恩に付け込むことになる」というが自分でその言葉を
否定し、自分は「あの性格も含めて本当に戦場ヶ原が好きなんだ」と言い直す。

「誰にでも優しいって事は特別な人間がいないって事だにゃ。
ご主人も誰にでも優しかったから俺にはそれが分かる」
暦が吸血鬼の「魅了」の能力を得たのがモテるようになった原因ではないかと
言っていた羽川。これも自分の気持ちを隠すための嘘だったのか。
いずれにしても猫の口によって羽川の気持ちを知ってしまった暦。
その事実だけは誇れるものだと猫に伝える。
ここで忍探索を一旦切り上げるために協力者に連絡しようとする暦に、
吸血鬼に頼る以外のより良い方法があると言い出す猫。
暦は猫の誘導に従って街灯の下に移動する。その瞬間、猫の顔が歪む。
暦の後ろから襲いかかる猫、強烈なエナジードレインと出血に意識が遠のく暦。
猫の言う方法とはストレスの本体である暦が死ねば良いと言うことだった。
(駿河の時に忍野が表面的にやろうとしたのと同じ事ですね)
両親の時は殺さなかったから失敗したから今度は確実に殺すという猫。
「羽川のためなら何だってする・・・」 もうろうとする意識の中で
死すら受け入れようとする暦だったが、突然に戦場ヶ原の顔が浮かぶ。

もし自分が羽川に殺されれば戦場ヶ原は必ず羽川を殺す。
このまま死を受け入れるのは最低最悪の手段だと意識を奮い立たせる。
しかし既に体力を失っている暦は抵抗できないまま猫に首を絞められる。
「誰か助けを呼ぶか?」という猫に「助けなんて無理だ、だって人はひとりで
勝手に助かるだけだから・・・」と拒む暦。
しかしそれは暦の心の声ではないという猫。
「たすけて、たすけて・・・忍・・・」
暦が呟くと影の中から忍ぶが現れ、電光石火の体術で猫を蹴り飛ばし押さえ込む。
そして首筋に噛み付くとより強力なエナジードレインによって力を吸い出す。

あまりに突然のことに事情がつかめなかった暦だが、街灯の下への誘導など
忍の登場は猫自身が分かって行っていたことだと気付く。
しばらくして猫の気配は消えていき普通の羽川に戻ったので、忍にこれ以上は
吸い出さないよう忍に嘆願する暦。忍は黙って口を離し再び暦の影の中へ。
「阿良々木君、私との友情よりも私に恩返しをする事の方が大事だなんて
そんな寂しいこと言わないでよ。阿良々木君、きちんとしなさい」
弱々しくも厳しいお小言をこぼす羽川。
暦は「はい・・・」と二つ返事。

そのあと神原に回収された二人。
暦は登校前に影の中の忍を送り返すため忍野を訪ねるが留守なようだった。
そして教室で羽川と挨拶をかわす、しかしそれ以上のことは触れないようにする暦。
さらに駐輪場で暦を迎える戦場ヶ原。
「今度のデートは阿良々木君がプランニングしなさい」

放課後四人で再び忍野がいた廃ビルへ向かう。
手分けして探すが忍野は昨日のうちに撤収作業を済ませていたようだった。
「突然、姿を消したりしない」と言いながら不器用な別れの挨拶。
忍野への印象を「アレ」と表現する四人。もちろん『お人好し』。
これからも怪異に出会うであろう、でも闇に住むモノも居ることを
知っているからこれからも大丈夫だと考える暦だった。

そして明日は文化祭、暦のクラスは戦場ヶ原も頑張ったお化け屋敷だった。
エンドカードのガハラさんwww そんな様子だからスク水中学生に彼氏を取られ・・・
遅れに遅れての最終回。
思ったよりもアクションは少なめでしたが表情は複雑でよく動いてたように思えます。
しかし回想でもないのになんで全編黒帯入りだったのだろうか・・・?
まず猫に関しては結局最初から最後まで「ご主人=羽川」のために動いていたこと。
いつから忍のことに気付いていたのか分かりませんが、自分が暦を襲うことで
暦が助けを求めるように仕向けて、忍を呼び出し自分を退治させた。
理想はやっぱり羽川と暦が付き合うことだろうけど、人間の心理を知りそれを
変えることが容易ではないことも知り、せめて羽川のストレス=自分を消す
ことにしたということでしょう。
そしてこれが猫が狙った範疇かどうか分からないけど、人助けのためなら自分を
顧みない暦が間接的にとはいえ戦場ヶ原の事を思い出し考えて、自分が死ぬことが
決して良い方法ではないと気付いた点。
さらに自分は人助けしても自分はひとりで解決できると言っても、やはり多くの
自分を助けたい人たち囲まれていることに気付いて助けを求める言葉を発したこと。
先に書いたけど状況は神原のエピソードと似ているけど戦場ヶ原の情の深さを知る
前と後で考えることに若干の変化が生じているみたい。
最後は忍野との別れ。
怪しいし突き放した物言いをすることもあるけど、全てを俯瞰で把握して
自分たちで解決する道筋を気付かぬうちに導いてくれる頼りになる存在。
なんだかんだ言って、また何か事件が近づけばひょっこりと戻ってきそうな雰囲気ですね。
正直「つばさキャット」って羽川がヒロインであるはずのなのに、
暦と戦場ヶ原のエピソードががっつり割り込んでいたり、
忍探し(これは話の流れ上止む無し)だったり、羽川の心情も猫が
全部ぶちまけてしまっていたりとどうなんだろう?という気もしましたが
やっぱり面白かったです。
多分もう少し編集などでは調整されるのではないかと思いますが、
完全版となるBD/DVD最終巻(AA)が楽しみです。
BD/DVDと同じ2010年7月28日に講談社BOX文庫「猫物語」もリリース。
そしてアニメ解説書も発売予定。
1クール+αの長かった物語もここでひとまず終了。
直前まで編集していたと言うことなのでBD/DVD版は更に修正がかかると思いますが、
さすがにもう発売スケジュールが延びるということはないでしょう。ww
「いやにゃ、人間。俺の御主人様はお前のことが好きなんだにゃ」
ストレスを簡単に解消するために提案するブラック羽川(障り猫)。
悪い冗談だと否定する暦だったが猫がいう通りに仮に真実でも羽川はそんなそぶりを
見せるような人間ではない。猫にどんどんと責め立てられて焦る暦。

羽川は「春休みの事件」から暦のことを気にしているという猫。
しかしその気持ちを秘めているうちに「蟹の事件」もあって暦は戦場ヶ原と
恋仲になってしまった。
しかし何年もの家族とのストレスで現れた猫が、「たかが数ヶ月の恋愛のこと」で
現れたのはおかしいと指摘する暦。
だが恋愛のストレスが家族とのそれに対して軽いものだとは限らない。
「おまえひょっとして真剣に人を好きになったことねぇんじゃにゃいのか?
今その女と付き合ってることだってただ単に押し切られただけなんじゃにゃいの?」
その程度の付き合いならご主人の恩に報いるために分かれた方が良いという猫。
暦は「それは出来ない、羽川が恩に付け込むことになる」というが自分でその言葉を
否定し、自分は「あの性格も含めて本当に戦場ヶ原が好きなんだ」と言い直す。

「誰にでも優しいって事は特別な人間がいないって事だにゃ。
ご主人も誰にでも優しかったから俺にはそれが分かる」
暦が吸血鬼の「魅了」の能力を得たのがモテるようになった原因ではないかと
言っていた羽川。これも自分の気持ちを隠すための嘘だったのか。
いずれにしても猫の口によって羽川の気持ちを知ってしまった暦。
その事実だけは誇れるものだと猫に伝える。
ここで忍探索を一旦切り上げるために協力者に連絡しようとする暦に、
吸血鬼に頼る以外のより良い方法があると言い出す猫。
暦は猫の誘導に従って街灯の下に移動する。その瞬間、猫の顔が歪む。
暦の後ろから襲いかかる猫、強烈なエナジードレインと出血に意識が遠のく暦。
猫の言う方法とはストレスの本体である暦が死ねば良いと言うことだった。
(駿河の時に忍野が表面的にやろうとしたのと同じ事ですね)
両親の時は殺さなかったから失敗したから今度は確実に殺すという猫。
「羽川のためなら何だってする・・・」 もうろうとする意識の中で
死すら受け入れようとする暦だったが、突然に戦場ヶ原の顔が浮かぶ。

もし自分が羽川に殺されれば戦場ヶ原は必ず羽川を殺す。
このまま死を受け入れるのは最低最悪の手段だと意識を奮い立たせる。
しかし既に体力を失っている暦は抵抗できないまま猫に首を絞められる。
「誰か助けを呼ぶか?」という猫に「助けなんて無理だ、だって人はひとりで
勝手に助かるだけだから・・・」と拒む暦。
しかしそれは暦の心の声ではないという猫。
「たすけて、たすけて・・・忍・・・」
暦が呟くと影の中から忍ぶが現れ、電光石火の体術で猫を蹴り飛ばし押さえ込む。
そして首筋に噛み付くとより強力なエナジードレインによって力を吸い出す。

あまりに突然のことに事情がつかめなかった暦だが、街灯の下への誘導など
忍の登場は猫自身が分かって行っていたことだと気付く。
しばらくして猫の気配は消えていき普通の羽川に戻ったので、忍にこれ以上は
吸い出さないよう忍に嘆願する暦。忍は黙って口を離し再び暦の影の中へ。
「阿良々木君、私との友情よりも私に恩返しをする事の方が大事だなんて
そんな寂しいこと言わないでよ。阿良々木君、きちんとしなさい」
弱々しくも厳しいお小言をこぼす羽川。
暦は「はい・・・」と二つ返事。

そのあと神原に回収された二人。
暦は登校前に影の中の忍を送り返すため忍野を訪ねるが留守なようだった。
そして教室で羽川と挨拶をかわす、しかしそれ以上のことは触れないようにする暦。
さらに駐輪場で暦を迎える戦場ヶ原。
「今度のデートは阿良々木君がプランニングしなさい」

放課後四人で再び忍野がいた廃ビルへ向かう。
手分けして探すが忍野は昨日のうちに撤収作業を済ませていたようだった。
「突然、姿を消したりしない」と言いながら不器用な別れの挨拶。
忍野への印象を「アレ」と表現する四人。もちろん『お人好し』。
これからも怪異に出会うであろう、でも闇に住むモノも居ることを
知っているからこれからも大丈夫だと考える暦だった。

そして明日は文化祭、暦のクラスは戦場ヶ原も頑張ったお化け屋敷だった。
エンドカードのガハラさんwww そんな様子だからスク水中学生に彼氏を取られ・・・
遅れに遅れての最終回。
思ったよりもアクションは少なめでしたが表情は複雑でよく動いてたように思えます。
しかし回想でもないのになんで全編黒帯入りだったのだろうか・・・?
まず猫に関しては結局最初から最後まで「ご主人=羽川」のために動いていたこと。
いつから忍のことに気付いていたのか分かりませんが、自分が暦を襲うことで
暦が助けを求めるように仕向けて、忍を呼び出し自分を退治させた。
理想はやっぱり羽川と暦が付き合うことだろうけど、人間の心理を知りそれを
変えることが容易ではないことも知り、せめて羽川のストレス=自分を消す
ことにしたということでしょう。
そしてこれが猫が狙った範疇かどうか分からないけど、人助けのためなら自分を
顧みない暦が間接的にとはいえ戦場ヶ原の事を思い出し考えて、自分が死ぬことが
決して良い方法ではないと気付いた点。
さらに自分は人助けしても自分はひとりで解決できると言っても、やはり多くの
自分を助けたい人たち囲まれていることに気付いて助けを求める言葉を発したこと。
先に書いたけど状況は神原のエピソードと似ているけど戦場ヶ原の情の深さを知る
前と後で考えることに若干の変化が生じているみたい。
最後は忍野との別れ。
怪しいし突き放した物言いをすることもあるけど、全てを俯瞰で把握して
自分たちで解決する道筋を気付かぬうちに導いてくれる頼りになる存在。
なんだかんだ言って、また何か事件が近づけばひょっこりと戻ってきそうな雰囲気ですね。
正直「つばさキャット」って羽川がヒロインであるはずのなのに、
暦と戦場ヶ原のエピソードががっつり割り込んでいたり、
忍探し(これは話の流れ上止む無し)だったり、羽川の心情も猫が
全部ぶちまけてしまっていたりとどうなんだろう?という気もしましたが
やっぱり面白かったです。
多分もう少し編集などでは調整されるのではないかと思いますが、
完全版となるBD/DVD最終巻(AA)が楽しみです。
そしてアニメ解説書も発売予定。