花咲くいろは 第25話 「私の好きな喜翆荘」
緒花が東京へ戻っているうちにラスボス女将を向こうに団結する従業員達。
でも、それでいいのか?「花咲くいろは」の第25話。
「ぼんぼり祭」の準備に借り出された緒花。望み札のことなんかもすっかり忘れていた。

喜翆荘では取りすぎた予約を回すためにいろいろ算段。
朝食をバイキング形式にするなど方針転換をする縁。
ゆっくりと部屋で朝食が取れるのが望まれていると訴える菜子の意見も
民子の「板場がまわらない」の意見で一蹴されてしまう。
ここで割り込んで「またお客を取ったのかい?」と苦言をこぼす女将。
「サービスを低下させるとかそんなんじゃない!工夫で乗り切ろうと頑張っているんだ」
「バイキングだって料理は料理、こちとら一切手抜きする気はありません」
「サービスもです、担当を付けない分、全てにおいて私が・・・」と反論する縁、蓮二、巴。
これ以上は女将も意見することはなかった。
「負けられない」
緒花が持って帰った願い札も眼中に入らない余裕のない従業員達。
唯一、札を取った豆爺。
そんな豆爺に「何か違うんです」と相談する緒花。
そんな緒花に「女将さんの味方は止めな」と忠告する民子。
徹と居たい、戻るところがない、ここに自分の夢がある、より死活問題を抱える民子。
「あんたも同じだと思ってちょっと嬉しかった・・・」と室内に戻ってしまう。
「喜翆荘で働くみなさんは良い子」と豆爺の言葉に泣き出してしまう緒花。
一連のやりとりを影で聞いていた徹は何を思う?

通勤時間削減のために泊まり込む菜子。
「みんな頑張ってる」という菜子に「頑張ってるかもしれないけど、ぼんぼってる
わけじゃないと思う」と呟く緒花。
民子もやってきてとっとと寝てしまい、せっかくの三人お泊まりなのに会話もない
余裕の無さになにやら締め付け感を感じる。
早朝の街を散歩する緒花とすれ違う徹は「お前も手伝うんだろ?女将さんの味方しても
浮くだけだぜ」と声をかける。
「どっちの味方でもない」という緒花に「いつものお前なら言われなくてもまわりをメチャクチャに
掻き回して無理矢理前向きなムードにするはずだ。そんなお前が・・・」と言いかけて
「変わったのは喜翆荘じゃなく、お前だよ」と先に喜翆荘へ向かう。
バイキング形式の朝食。料理の味は好評なもののあくまでもバイキング形式での範疇。
リピーターのお客様はやはりゆっくり部屋で朝食を取りたかったと残念がる。
らせん階段に絵を飾ってギャラリーにしたり変わる喜翆荘に疑問の緒花。
そんな中で孝一を誘っていたことを思い出す緒花。相変わらず孝一に対する扱いがヒデェww
女将に相談すると「大事なお友達」のためとして自分の部屋を貸してくれるという。
お疲れの民子。学校でも一切緒花と口を利かない。
民子がお花を好きなのに女将の味方をするからふて腐れているとアドバイスする結名。

自分が喜翆荘にこだわる理由を考える民子。
やっぱり緒花の存在が一番大きくなっている?
その中で余裕の無さがミスを呼び諍(いさか)いの元になる。
ギスギスした喜翆荘の雰囲気、お客様ではなく女将ばかりを見ている状況が
「私の好きな喜翆荘」と違うという菜子。緒花に女将の本当の気持ちを聞いて
いるんではないかと問う。「女将さんは私の好きな喜翆荘を作り上げた人だから」
「自分の夢に付き合わせるのは・・・か・・・、女将さんには分からないんだよ、
自分が走れる人だから。自分の夢を持てない走れないけど、夢を持っている人に
一生懸命ついていくこと、それが夢になる人だっているんだから・・・」と菜子。

ぼんぼり祭の準備も概ね終わり、緒花が結名と共に喜翆荘に戻ると大事件が。
なんと仲居の要である巴が階段で足を踏み外して捻挫してしまう。
組合からのヘルプも繁忙期で無理、いよいよ手詰まりな縁達は女将に白旗を
挙げるかという話になるが「女将に負けたくない!」と巴。
それを聞いて「女将さんに負けるんですか?仕事って勝ち負けなんですか?」と緒花。
「勝たなきゃ喜翆荘が無くなるだ」と怒鳴る徹に「止めて下さい!」と菜子。
「私、喜翆荘が大好きです。でも、今の喜翆荘は違います。私の好きな喜翆荘を
返して下さい!」と涙を浮かべて強く訴える。沈黙する一同・・・一人除いて。w
巴の代わりに仲居になると登場の女将と、遊びに来たけど手伝うと皐月の登場。
女将と姉へのわだかまりが捨てきれない縁だったが、崇子に諭され何とか納得する。
ぼんぼり祭も始まり、女将や皐月も加わってお客を迎える。
姉や女将を今ひとつ遠慮して使えない縁だが、本人達の率先した行動もあって
どうにか回り出す。

久しぶりの仲居の仕事でちょっと体を休める女将を心配して声をかける緒花。
「旅館商売はお客様が第一、自分達は二の次三の次、でもねぇ、私はそれが楽しかったんだ」
そして仕事に戻れと女将の言葉を聞いて仕事に戻る緒花。
料理を取りに来た緒花に「お疲れ」と声をかける民子。
「不思議だった。みんなが頑張るこの場所で、ママと女将さんが一緒に働いて・・・
私気付いたんだ、私の夢は・・・」

食事も終えて、一通りの業務は完了したところで女将がぼんぼり祭へ行こうと声をかける。
暗闇に生える麓から社への道を照らすぼんぼりに沸き立つ緒花達。
次回 最終回 「花咲くいつか」
緒花と孝一、喜翆荘はそれぞれどうなる?
縁は「サービスを下げない」と言っていたけど朝食をバイキング形式に変えた段階で
サービスを下げてるよなぁ・・・だいたい予約段階で明示しているはず。
喜翆荘を残すために縁につく従業員達。
特にもともと修業先など無く徹達に拾ってもらった民子は切羽詰まる。
徹も緒花に期待しているような事を言うかと思いきや、やっぱり縁一派のままだし。
結局、流されながらも一番客観的に見ていたのは菜子でした。
巴がケガをしてどうなるかと思いきや、折れる形となった女将(菜子のお陰?やっぱり
お客のため?)と、事態を予測してかの皐月の登場で母子三世代で回す喜翆荘。
これって緒花云々でなくて、本来は女将の夢であったわけで・・・
本当の意味で女将は思い残すことはなくなったのかも。
菜子が言った「夢を持つ人についていき、それが夢になる人」の件。
これって良い指導者に付いていく良い人材が多いという理想的な組織。
自分が楽しく働いている上に、厳しいようで従業員達もちゃんと思想に共感して
付いてきているというのは素晴らしい事だと思う。
本来の日本のサービスや物作り企業のありかたなんですよね。
グルーバル化の旗振りの中で必ずしも経営としての正解では無いのが残念なんですが。
菜子の言葉を聞いた女将が今回の出来事からどう方針を変えていくのか?
縁は今回を教訓にどう思うのか?次回はいよいよ最終回、腰を据えて見守りたい。
でも、それでいいのか?「花咲くいろは」の第25話。
「ぼんぼり祭」の準備に借り出された緒花。望み札のことなんかもすっかり忘れていた。

喜翆荘では取りすぎた予約を回すためにいろいろ算段。
朝食をバイキング形式にするなど方針転換をする縁。
ゆっくりと部屋で朝食が取れるのが望まれていると訴える菜子の意見も
民子の「板場がまわらない」の意見で一蹴されてしまう。
ここで割り込んで「またお客を取ったのかい?」と苦言をこぼす女将。
「サービスを低下させるとかそんなんじゃない!工夫で乗り切ろうと頑張っているんだ」
「バイキングだって料理は料理、こちとら一切手抜きする気はありません」
「サービスもです、担当を付けない分、全てにおいて私が・・・」と反論する縁、蓮二、巴。
これ以上は女将も意見することはなかった。
「負けられない」
緒花が持って帰った願い札も眼中に入らない余裕のない従業員達。
唯一、札を取った豆爺。
そんな豆爺に「何か違うんです」と相談する緒花。
そんな緒花に「女将さんの味方は止めな」と忠告する民子。
徹と居たい、戻るところがない、ここに自分の夢がある、より死活問題を抱える民子。
「あんたも同じだと思ってちょっと嬉しかった・・・」と室内に戻ってしまう。
「喜翆荘で働くみなさんは良い子」と豆爺の言葉に泣き出してしまう緒花。
一連のやりとりを影で聞いていた徹は何を思う?

通勤時間削減のために泊まり込む菜子。
「みんな頑張ってる」という菜子に「頑張ってるかもしれないけど、ぼんぼってる
わけじゃないと思う」と呟く緒花。
民子もやってきてとっとと寝てしまい、せっかくの三人お泊まりなのに会話もない
余裕の無さになにやら締め付け感を感じる。
早朝の街を散歩する緒花とすれ違う徹は「お前も手伝うんだろ?女将さんの味方しても
浮くだけだぜ」と声をかける。
「どっちの味方でもない」という緒花に「いつものお前なら言われなくてもまわりをメチャクチャに
掻き回して無理矢理前向きなムードにするはずだ。そんなお前が・・・」と言いかけて
「変わったのは喜翆荘じゃなく、お前だよ」と先に喜翆荘へ向かう。
バイキング形式の朝食。料理の味は好評なもののあくまでもバイキング形式での範疇。
リピーターのお客様はやはりゆっくり部屋で朝食を取りたかったと残念がる。
らせん階段に絵を飾ってギャラリーにしたり変わる喜翆荘に疑問の緒花。
そんな中で孝一を誘っていたことを思い出す緒花。相変わらず孝一に対する扱いがヒデェww
女将に相談すると「大事なお友達」のためとして自分の部屋を貸してくれるという。
お疲れの民子。学校でも一切緒花と口を利かない。
民子がお花を好きなのに女将の味方をするからふて腐れているとアドバイスする結名。

自分が喜翆荘にこだわる理由を考える民子。
やっぱり緒花の存在が一番大きくなっている?
その中で余裕の無さがミスを呼び諍(いさか)いの元になる。
ギスギスした喜翆荘の雰囲気、お客様ではなく女将ばかりを見ている状況が
「私の好きな喜翆荘」と違うという菜子。緒花に女将の本当の気持ちを聞いて
いるんではないかと問う。「女将さんは私の好きな喜翆荘を作り上げた人だから」
「自分の夢に付き合わせるのは・・・か・・・、女将さんには分からないんだよ、
自分が走れる人だから。自分の夢を持てない走れないけど、夢を持っている人に
一生懸命ついていくこと、それが夢になる人だっているんだから・・・」と菜子。

ぼんぼり祭の準備も概ね終わり、緒花が結名と共に喜翆荘に戻ると大事件が。
なんと仲居の要である巴が階段で足を踏み外して捻挫してしまう。
組合からのヘルプも繁忙期で無理、いよいよ手詰まりな縁達は女将に白旗を
挙げるかという話になるが「女将に負けたくない!」と巴。
それを聞いて「女将さんに負けるんですか?仕事って勝ち負けなんですか?」と緒花。
「勝たなきゃ喜翆荘が無くなるだ」と怒鳴る徹に「止めて下さい!」と菜子。
「私、喜翆荘が大好きです。でも、今の喜翆荘は違います。私の好きな喜翆荘を
返して下さい!」と涙を浮かべて強く訴える。沈黙する一同・・・一人除いて。w
巴の代わりに仲居になると登場の女将と、遊びに来たけど手伝うと皐月の登場。
女将と姉へのわだかまりが捨てきれない縁だったが、崇子に諭され何とか納得する。
ぼんぼり祭も始まり、女将や皐月も加わってお客を迎える。
姉や女将を今ひとつ遠慮して使えない縁だが、本人達の率先した行動もあって
どうにか回り出す。

久しぶりの仲居の仕事でちょっと体を休める女将を心配して声をかける緒花。
「旅館商売はお客様が第一、自分達は二の次三の次、でもねぇ、私はそれが楽しかったんだ」
そして仕事に戻れと女将の言葉を聞いて仕事に戻る緒花。
料理を取りに来た緒花に「お疲れ」と声をかける民子。
「不思議だった。みんなが頑張るこの場所で、ママと女将さんが一緒に働いて・・・
私気付いたんだ、私の夢は・・・」

食事も終えて、一通りの業務は完了したところで女将がぼんぼり祭へ行こうと声をかける。
暗闇に生える麓から社への道を照らすぼんぼりに沸き立つ緒花達。
次回 最終回 「花咲くいつか」
緒花と孝一、喜翆荘はそれぞれどうなる?
縁は「サービスを下げない」と言っていたけど朝食をバイキング形式に変えた段階で
サービスを下げてるよなぁ・・・だいたい予約段階で明示しているはず。
喜翆荘を残すために縁につく従業員達。
特にもともと修業先など無く徹達に拾ってもらった民子は切羽詰まる。
徹も緒花に期待しているような事を言うかと思いきや、やっぱり縁一派のままだし。
結局、流されながらも一番客観的に見ていたのは菜子でした。
巴がケガをしてどうなるかと思いきや、折れる形となった女将(菜子のお陰?やっぱり
お客のため?)と、事態を予測してかの皐月の登場で母子三世代で回す喜翆荘。
これって緒花云々でなくて、本来は女将の夢であったわけで・・・
本当の意味で女将は思い残すことはなくなったのかも。
菜子が言った「夢を持つ人についていき、それが夢になる人」の件。
これって良い指導者に付いていく良い人材が多いという理想的な組織。
自分が楽しく働いている上に、厳しいようで従業員達もちゃんと思想に共感して
付いてきているというのは素晴らしい事だと思う。
本来の日本のサービスや物作り企業のありかたなんですよね。
グルーバル化の旗振りの中で必ずしも経営としての正解では無いのが残念なんですが。
菜子の言葉を聞いた女将が今回の出来事からどう方針を変えていくのか?
縁は今回を教訓にどう思うのか?次回はいよいよ最終回、腰を据えて見守りたい。
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