バカとテストと召喚獣にっ！ 第13話 「バカとテストと召喚獣っ！」 （終）

どちらかというと瑞希のターン。「バカとテストと召喚獣にっ！」の最終話。

三年Ａ組の常夏コンビに絡まれ、学園長が企画した学年対抗肝試し大会で決着を付けることに。
しかし卑劣かつ不気味な三年の作戦に次々とリタイアする二年生。
雄二が送り出した秘密兵器とは明久と美波という最近ちょっと良い雰囲気の二人。
しかし日本のお化けが苦手な美波は明久に甘えっぱなし。
明久はちょっとドキドキしたりするがまわりがそれを赦さない。w

美春と久保から上手く逃げたところで「日本のお化けが恐いからドイツで暮らす」という
美波に「美波がいなくて寂しいのは僕たちの方」とか明久が言っちゃうからまたデレに。

しかし肝心なことを言う前に集まってきたお化け達を見て気絶。
そのまま失神したため失格にならずに戻ってきた明久。
そのころ明久と美波を探していた美春達は順調に障害物を突破するが、常夏コンビの
得意科目によって敗れてしまう。さすがに三年で同じＡクラスだと二年では苦戦？

いよいよ雄二と翔子ペア、さらに明久は瑞希とペアを組むことに。
始めはお化けが苦手な姫路を連れて行くのは・・・と否定する明久だが美波の頑張りに
触発された瑞希が自ら願い出る。

でも、お化け屋敷に入ると明久にピッタリしがみつく瑞希。
「お姫様を守っているような」と明久が話すと「自分はお姫様じゃない！」と反論する瑞希。
そして明久は本当の自分を見ていないと訴える。

ここでいきなり照明が落ちてＣＭ。
気付くと瑞希とははぐれ雄二とペアを組んでいた。

明久はすぐに翔子と瑞希を見つけ声をかけようとするが雄二が制止する。
見守っていると出てくるお化けに瑞希は悲鳴を上げるが声にならず失格は免れる。
繰り返しているうちに最終チェックポイントに辿り着く瑞希と翔子。
そこで待っていたのは常夏コンビ。
「とんだ邪魔が入ったな、まずはクズの吉井と坂本を叩きのめすつもりだったのによ」
この言葉を聞いた翔子と特に瑞希はエキサイトする。
失格になってしまうほどの大声で常夏コンビに食ってかかる。

やりとりを見守っていた明久と雄二は「ここからは本気だ！クソ野郎！」と動き出す。

常夏コンビの前に現れた明久達は言葉巧みに挑発し常夏コンビが得意とする
教科のフィールドからまんまと誘い出す。
そして前回、常夏コンビが美春と久保に削られたために既に残り少ない点数の教科で
勝負をかける。肉を切らせて骨を断つ明久の攻撃に点数を失う常夏コンビ。

事が済んで瑞希を捜す明久に翔子が屋上にいると教える。
屋上にいた瑞希を祝勝会に誘う明久。瑞希の逞しい頑張りを讃える。
一緒に屋上から下りようというところで瑞希は「いつになったら瑞希って名前で
呼んでくれるんですか？」と問いかける。
焦る明久だが実は自宅では名前で呼ぶ練習をしたこともあるともらす。
そんな明久に自分の秘密として「私の初恋はまだ続いているんです」とほっぺに「チュ！」の瑞希。

ここで美波が登場。「ちょっと明、何勝手にいなくなってるのよ！うちの隣にずっといるって
約束したでしょ」とプロポーズでもされたが如く言い方。ww
真相を問いただす瑞希、さらに翔子に追われた雄二も現れて明久も便乗してトンズラ。
逃げる明久と雄二、追う翔子と瑞希と美波、さらにその集団を追う生徒達が
どんどん増えて校庭で輪を作る。微笑ましく見守る学園長。

この作品らしいドタバタな締め。
でも瑞希にしろ美波にしろ明久にとってただの友人以上という認識となったことで
今シリーズのポイントかな。今までは明久の及び知らぬ所で瑞希と美波が火花を
散らしていたけど、これからは今回の最終回のように二股で板挟みにあうんでしょうね。

結局殆どまともな召喚試験はなかったけど個人的には今期のような話しの方が
面白かったと思います。

今期も安定性抜群だったこの作品。
スタッフの皆様の頑張りに拍手を送りたいと思います。
そしてお疲れ様でした。ぜひ第三期を期待して待ちたいと思います。