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輪るピングドラム 第13話 「僕と君の罪と罰」

16年前のあの事件をモデルにした衝撃の展開。「輪るピングドラム」の第13話。

心停止した陽毬と絶望に崩れ落ちる冠葉達の前に眞俐が医師として現れる。
そしてリンゴから変化した怪しげなクリスを手にし「生存戦略しましょうか?」と冠葉に問う。
20111007p_01.jpg
「罰なんだ、もしこのまま陽毬が目を覚まさなかったらそれは僕たち家族に下された
罰なんだ。だってそうだろ?父さんと母さんのしたことを考えたら、僕らはどんなことを
したって償いきれない。分かっていたんだいつかこんな日が来るって・・・」
三年前、両親を待つ高倉家の三兄妹を見知らぬ男女が訪ねてくる。
妙に三兄妹のプロフィールに詳しい男女を不気味に思う冠葉だが、
「池部のおじさん」が電話でその男女が警官で一緒に家を出るようにと指示される。
それが家族としての最後だと記憶を語る晶馬。

一方、陽毬を救うための報酬を求める眞俐。
自分の身も顧みず報酬を用意するという冠葉の言葉に応える眞俐は投与を開始する。

再び三年前、ホテルに部屋を取られた三兄妹はテレビに映る自宅と「容疑者」と
書かれた両親の顔写真からなんらかの事件に関わっていることを知る。
20111007p_12.jpg
心音が再び動き出し蘇生する陽毬。
しかし「これで罰が終わりではつまらないでしょ?」の女神の言葉が気になる。

ペンギン帽子に語りかける眞俐「一緒にピングドラムを探そう」、
「じゃあね、僕の恋人」といくつか気になる台詞が。

「TSM(TOKYO SKY METRO)」開業10周年イベント。
いつもの車内のシーンは普通の地下鉄かと思ったら地下だけど
車両がぶら下がっているタイプ?まったく違う路線なんでしょうか?

真砂子と連絡を取る眞俐、日記の半分を持っている人間を知るという。

多蕗先生に高倉兄弟のことを知っていたのかと聞く苹果。
驚きはしたものの実はあまり実感はないと言う多蕗先生。
実は二人とも事件には間接的にだけ関わったという存在、でも直接悲しんだ
身内に対して実感がないと言うことはいけないことだろうかと問う苹果。
それで良いという多蕗先生、人生にはどうしても取り戻せないこともあるという。
その中でも互いに出会えたことには意味があったと多蕗先生。
うん、多蕗先生は彼なりに乗り越えて大人になったんだろうな・・・
20111007p_26.jpg
なにやら毒気の抜けた苹果。

エンディングのみ今回から変更「灰色の水曜日
20111007p_38s.jpg
クリックで拡大。


先週に引き続いて過去の話。まだ両親は逮捕されてないみたいですね。
現実の方も首謀者はつかまっても実行犯とか捕まってないですが・・・

体調的な事もあったかも知れませんが、陽毬が学校を後にした時に
消しゴムが投げつけられた(イジメ)的な事情も合点がいきました。

眞俐は特定勢力に荷担する感じではなさそうですが、例の薬を真砂子にも
売った(?)ようですね。金だとしたらなにやら俗っぽいなぁ・・・
でも「報酬」とは言っているけど本人からは「金」とは言ってないし。

最後の苹果と多蕗先生の二人の会話は印象深かった。
今年にあったような大きな災害もそうですが、その時生きていた当人と
犠牲になった身近な人でもその距離によって心の傷の癒える時間には
差があるし、ましてやその後に生まれた子供達はそのまた間接的な
知識となるので実感が湧かないのも止む得ないと思う。
幸いにも自分は身近な人間もあの事件には被害に遭わず(友人の中には
危なくはあったらしい人もいたが)、やはりニュースの中での出来事という
気持ちが幾分かある。
忘れてはいけないけど縛られ続けのもいけないと感じた。

折り返しとなってこれからどんどん謎と事態を収束させる方向に進むのでしょうか?









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テーマ : 輪るピングドラム
ジャンル : アニメ・コミック

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