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輪るピングドラム 第18話 「だから私のためにいてほしい」

多蕗先生が桃香を失ったことの代償を陽毬に求める。「輪るピングドラム」の第18話。

多蕗の母親は主に音楽関係の才能のある男性を求めていた。
子供に対しても期待し多蕗にピアノをさせていたが、天才の弟の登場、
手のケガ(?)が切っ掛けでピアノが弾けなくなってしまう。
20111111p_01.jpg
工事中のビルへ昇って苹果の目の前で高倉家への復讐を口にする多蕗。
そして冠葉へ連絡し「父親を連れてこい」と脅迫する。

桃香が多蕗に生きることを望んだ理由を確認するためだと苹果に説明する多蕗。
母親に捨てられて「子供ブロイラー」の中で多くの子供達同様に絶望の多蕗を
「私のために生きて」と身を挺して救い出した桃香。

ビルを駆け上がって多蕗達の前に現れる冠葉。
すでに陽毬はゴンドラに乗せられており、そのワイヤーの一本が爆破される。
改めて父親を連れてこいと要求するが、冠葉は居所を知らないと断る。
しかし冠葉が金を受け取っているのは組織の残党、今なお父親が指揮をしていると
指摘する多蕗はゴンドラのワイヤーを揺さぶる。

桃香を失った責任の罰を子供達である冠葉や陽毬に与えるという多蕗は
止める苹果の声も無視してワイヤーを切っていく。そして斜めになるゴンドラ。
20111111p_20.jpg
ゴンドラと陽毬を冠葉自身で支えるように言って最後のワイヤーを切る。
勢い良く落ちるゴンドラを血まみれになりながら支える冠葉。
絶対に離さないという冠葉にかつて激痛の中で自分を助けてくれた桃香の姿を見た
多蕗は今の自分の醜さに気付いてしまう。
消して手を離さない冠葉のために不治の病だと気付いている陽毬が「多蕗さん、
お父さんの罰は私が受けます、だから冠ちゃんと晶ちゃんは赦してあげて下さい」と
自らゴンドラから下りようとする。
次の瞬間、駆けつけた晶馬の脇を落下するゴンドラ。

陽毬は多蕗によって救われていた。
「苹果ちゃん、僕のようになっちゃダメだ」と苹果と入れ替わりエレベーターで階下へ降る。

ゆりと対する多蕗、二人の思想に差が出た瞬間。
真砂子との戦いは引き分けていたらしい。
20111111p_42.jpg
傷ついた冠葉と陽毬を抱く晶馬の背中に寄り添う苹果。
「私は違うよ、私は晶馬君達の事嫌いになったりしない。悲しいことも辛いことも無駄だなんて
思わない。それが運命ならきっと意味がある。私は受け入れて強くなるよ、だから・・・」
ここでサブタイトル「だから私のためにいてほしい」。

暗黒面多蕗先生の独壇場、でも冠葉の陽毬に対する純粋な想いは伝わり
これで一連の話しからは早々に離脱でしょうか?
冠葉が金を受け取っていた男達の正体が完全ではないですが明らかに。
でも幹部の息子だから単純に金を受け取っているわけでもないですよね・・・?
そうだとすれば真砂子がそこまで絶壁のペンギンと例えるわけでもないし。

子供ブロイラーの件、こうして多蕗を救った代償が手の傷ということで
最初にゆりと出会った時のケガの原因がこれだったんですね。
まぁ、多蕗にとってお揃いの傷は桃香との絆と感じていたんでしょうが、
ゆりにはあまり関係ないですね。ゆりを救った代償の方が大きかったし。
ちなみに救われた多蕗はどこへ戻ったんでしょう?












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テーマ : 輪るピングドラム
ジャンル : アニメ・コミック

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