偽物語 #11 「つきひフェニックス 其ノ肆」 (終)
妹は偽物だった。「偽物語」の最終話。
忍によるフェニックスの解説、実はホトトギスの怪異で女性の胎内に託卵して
命を繋ぐ怪異だという。基本的には回復力を持つだけの無害な怪異だという。

帰宅した火憐は玄関の惨状に驚く。そしてその玄関を守っていたという暦に
変わって玄関守番を交代。そんな火燐に月火や自分のために死ねるか?と
問いかける暦。なんの迷いもなく「笑って死ねる」と答える火燐。
「俺も何度も死んでやる、ドラキュラみたいに何度でも何度でも・・・」と暦。
階段を上り眠る月火の元へ。
何を思ったか「エイッ!」と唇にキスをする暦。ww
目覚めた月火が大騒ぎするが、「お前とチューしても何も感じないとおもってさ」と
笑う暦。妹とキスをしてもドキドキしないと納得、そして自分は月火の兄じゃない
時期が合ったけど、月火は常に自分の妹だったと語りかける。
そして自分とのキスなど気にするなと部屋を後にする。

玄関を守る火憐に一声かけて自転車で疾走する暦、ただただ妹のための戦いに
向かう彼に協力を申し出る忍。暦の血を得て力を取り戻す。
そして塾の廃墟に陣取る余弦と余接の前へ。

まず忍野との関係を確認する暦。
忍野と余弦、そしてあの貝木は大学(オカルト研)サークル仲間だったと聞く。
さらに今回の騒ぎの元凶は貝木による情報だったことも。
改めて月火の味方であることを意思表明する暦。
その意志は尊重するものの他のケースも踏まえ全てを肯定することは出来ないと
厳しい反応をする余弦。一方的に暦を叩き伏せることとなる。

そして階下で戦う忍と余接と合流。こちらは忍が一方的だった様子。w
余弦と忍の決勝戦かと思いきや忍が言うように立ち上がってきた暦。
あくまでも家族のための戦いだと言い、さらに偽物であることが悪だというなら
その悪を自分が背負うとも断言する。
孟子の性悪説を思い出す余弦、善行が本性ではない偽りの行動であると。
昔の貝木からの思考ゲーム、本物と本物と同一の偽物の価値の差。
余弦は「本物」、忍野は「同じ」、貝木は「本物になろうとする意志の分、偽物の
方に価値がある」と。
この話しと今回の経験から得たという教訓から「うちらの負けや・・・」と引く余弦。
月火のことは例外的に見逃してくれるという。
さらに暦が殺気を放って戦っていなかったことがやる気を削いだと打ち明ける。
その言葉に自分を人間扱いしてくれたからだと返す暦。
最後に忍野が絶対に言わなそうな言葉、「さようなら」と言って消える余弦と余接。

帰宅した暦は再び月火のベットの脇へ。そして月火のために戦っていたと打ち明ける。
「お兄ちゃんは私達が大好き」という月火に「大っ嫌いだよ」と暦。
そして部屋を出る間際に「夏休み明けに僕の彼女を紹介する」と伝える。
ホトトギスの託卵の話しは知りませんでした。(無学だなぁ)
でも異なる種別の親鳥の本来の子孫を蹴落として入れ替わる訳でなく、
元の命(この場合、月火)をそのままに命も普通に全うするのであれば
なんの問題があるのか?
たしかに何かのはずみで周囲や本人が「ただのモノ」ではないと気付いて
しまうと、いろいろな問題を引き起こす可能性はありますが・・・
でも余弦達が月火の存在を残したたままフェニックスを消すことでも
出来なければ、そのほうがはるかに問題になるような気がする。
本物と偽物の話。本当に同一なら自分なら同じ価値と考えるかな。
次に本物の方だと思う。偶然であろうと必然であろうとやはり世の中に
最初に姿を現した「オリジナリティ」を尊重したいと思うから。
偽物の「本物にしようとする努力」は多くの場合は他の邪な作為があるからね。
「本物を超えようとする努力」なら認めたいけど。
これでテレビシリーズは一旦終了。
今期シリーズはタイトルの火憐と月火がほとんど眠っていた感じで
他の人の登場ばかりが目立ちましたね。
最後の締めカットもガハラさんだったし、最終回のエンドカードまで
月火ではなく忍だとは・・・いや忍が活躍したからですが。
兎にも角にも劇場版「傷物語」も楽しみですね。
忍によるフェニックスの解説、実はホトトギスの怪異で女性の胎内に託卵して
命を繋ぐ怪異だという。基本的には回復力を持つだけの無害な怪異だという。

帰宅した火憐は玄関の惨状に驚く。そしてその玄関を守っていたという暦に
変わって玄関守番を交代。そんな火燐に月火や自分のために死ねるか?と
問いかける暦。なんの迷いもなく「笑って死ねる」と答える火燐。
「俺も何度も死んでやる、ドラキュラみたいに何度でも何度でも・・・」と暦。
階段を上り眠る月火の元へ。
何を思ったか「エイッ!」と唇にキスをする暦。ww
目覚めた月火が大騒ぎするが、「お前とチューしても何も感じないとおもってさ」と
笑う暦。妹とキスをしてもドキドキしないと納得、そして自分は月火の兄じゃない
時期が合ったけど、月火は常に自分の妹だったと語りかける。
そして自分とのキスなど気にするなと部屋を後にする。

玄関を守る火憐に一声かけて自転車で疾走する暦、ただただ妹のための戦いに
向かう彼に協力を申し出る忍。暦の血を得て力を取り戻す。
そして塾の廃墟に陣取る余弦と余接の前へ。

まず忍野との関係を確認する暦。
忍野と余弦、そしてあの貝木は大学(オカルト研)サークル仲間だったと聞く。
さらに今回の騒ぎの元凶は貝木による情報だったことも。
改めて月火の味方であることを意思表明する暦。
その意志は尊重するものの他のケースも踏まえ全てを肯定することは出来ないと
厳しい反応をする余弦。一方的に暦を叩き伏せることとなる。

そして階下で戦う忍と余接と合流。こちらは忍が一方的だった様子。w
余弦と忍の決勝戦かと思いきや忍が言うように立ち上がってきた暦。
あくまでも家族のための戦いだと言い、さらに偽物であることが悪だというなら
その悪を自分が背負うとも断言する。
孟子の性悪説を思い出す余弦、善行が本性ではない偽りの行動であると。
昔の貝木からの思考ゲーム、本物と本物と同一の偽物の価値の差。
余弦は「本物」、忍野は「同じ」、貝木は「本物になろうとする意志の分、偽物の
方に価値がある」と。
この話しと今回の経験から得たという教訓から「うちらの負けや・・・」と引く余弦。
月火のことは例外的に見逃してくれるという。
さらに暦が殺気を放って戦っていなかったことがやる気を削いだと打ち明ける。
その言葉に自分を人間扱いしてくれたからだと返す暦。
最後に忍野が絶対に言わなそうな言葉、「さようなら」と言って消える余弦と余接。

帰宅した暦は再び月火のベットの脇へ。そして月火のために戦っていたと打ち明ける。
「お兄ちゃんは私達が大好き」という月火に「大っ嫌いだよ」と暦。
そして部屋を出る間際に「夏休み明けに僕の彼女を紹介する」と伝える。
ホトトギスの託卵の話しは知りませんでした。(無学だなぁ)
でも異なる種別の親鳥の本来の子孫を蹴落として入れ替わる訳でなく、
元の命(この場合、月火)をそのままに命も普通に全うするのであれば
なんの問題があるのか?
たしかに何かのはずみで周囲や本人が「ただのモノ」ではないと気付いて
しまうと、いろいろな問題を引き起こす可能性はありますが・・・
でも余弦達が月火の存在を残したたままフェニックスを消すことでも
出来なければ、そのほうがはるかに問題になるような気がする。
本物と偽物の話。本当に同一なら自分なら同じ価値と考えるかな。
次に本物の方だと思う。偶然であろうと必然であろうとやはり世の中に
最初に姿を現した「オリジナリティ」を尊重したいと思うから。
偽物の「本物にしようとする努力」は多くの場合は他の邪な作為があるからね。
「本物を超えようとする努力」なら認めたいけど。
これでテレビシリーズは一旦終了。
今期シリーズはタイトルの火憐と月火がほとんど眠っていた感じで
他の人の登場ばかりが目立ちましたね。
最後の締めカットもガハラさんだったし、最終回のエンドカードまで
月火ではなく忍だとは・・・いや忍が活躍したからですが。
兎にも角にも劇場版「傷物語」も楽しみですね。
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