もやしもん リターンズ #11 「ただいま」 （終）

菌に愛される女達。「もやしもん リターンズ」の最終話。

龍太といろいろ話をしてサッパリとした遥。
病床の龍太につきそい必ず大学へ戻ると宣言する。

マリーも父と祖父を畑に連れ出してブドウ畑を存続していくための
新しい可能性を示す。飲めないことにコンプレックスを持っていた父に
ワイン以外の選択肢、そしてそれはけして卑下する道ではないことに気づかせる。
マリー家族の未来を照らすような朝日に光るブドウ畑。

そして日本へ。ワインはともかくチーズはすっかり忘れられてショックの樹教授。
遥も戻ってきたところでとりあえずみんな集合。
直保がマリーのことで蛍にヤキモチ焼かれるトラブルもあったが、
久々の集合に遥の笑顔も晴れやか。

直保達がフランスに行ってる間、すっかり菌に愛されている葉月。
家庭のいざこざがクリアとなって研究室に居座る理由がなくなったという
遥だが、ゼミの仲間や研究している菌など居続けたいという理由は
ちゃんとあったんだと改めて気づく。

兄も戻ってきて家族総出でブドウ畑を見るマリー達。
そのマリーからの手紙をみる直保達。
そして葉月の号令のもと仕込みを開始する。

日吉酒店を訪ねてきた女性。「かのうファーム」というクーラーボックスを
抱えているが・・・第３期への予感。

今シリーズは前半の収穫祭のドタバタと後半はマリーと遥の身の上話が
中心に話が進みました。マリーの家族はまさしく大団円。
自分もあまり酒が飲める方ではないので丁寧に育てられたブドウの
ジュースというのは是非飲んでみたいですね。
遥の方はまあいろいろあって大団円とは言えないかも知れませんが
仲間たちに対してどこか一歩引いた感じだったところが、自分が周りの
人達に愛されていることに気づき、自分が周りの人達を好きなことを
ちゃんと認識できたことはとっても良かった。

一期と二期はちょっと間が空きましたが（間に実写がありましたが・・・）
最後に予告的なエピソードもあり三期は早く実現するかな？
あの話だと商業主義と合理主義、物作りの心、難しい話もあります。
でもとても好きなエピソードなので楽しみです。

スタッフ、キャストの皆様、お疲れ様でした。
そして第三期を楽しみにしています。