一週間フレンズ。 #02 「友達との過ごし方。」

ガンガンJOKERで連載中、葉月抹茶先生の「一週間フレンズ。」の第２話。

一週間ごとに友達との記憶だけ消えてしまう女の子「藤宮 香織（ふじみやかおり）」と
それを知りながらも友達になりたいと試みる男子「長谷 祐樹（はせゆうき）」の物語。

第１話でいつもぼっちさんの香織と屋上でお弁当を御一緒するお友達にまでなった
祐樹でしたが、曜日が変わって香織に声をかけた時の反応から事態の深刻さを知る。
それでも真摯に事情を説明することですぐに状況を把握してもらい
今度は友達でいたことや出来事、話したことを日記に書いたらと提案する。
そして、ある切っ掛けも手伝って日曜日には二人でお出かけすることに。

楽しい休日を過ごした二人だけど、月曜には祐樹のことをまた忘れてしまう香織。
少しでも忘れまいと手を尽くす。

目が覚めて自分からの知らせを読んで日記を確認する香織。
それでも最初は「思い出すことが出来た」と話してはいたが・・・

祐樹と友達として過ごしていたことは日記から把握は出来ていたものの
記憶の中に祐樹の姿はない。
そのことで泣き出してしまう香織を「記憶」と「記録」のギャップが
返って香織を苦しめてしまっていることに気付いた祐樹は後悔する。

そんな祐樹の気遣いに今週も友達となる香織。

ストーリー紹介での設定もそうとうに切ない話しとは予想していたけど
今回の初リピート（２週目）回を見て予想以上に切なかった・・・
週末もすっかり気の赦した表情から、月曜の「何、こいつ？」的な表情のギャップ。
そして親密になればなるほど忘れた方、忘れられた方のつらさが大きくなる。
（香織の方は何度も経験済みなのかも知れないけど）

そういった事を知った３週目に突入の次回が待ち遠しい作品。
ちなみに「友達」の基準がどこにあるかよく分からないけど、うまく友達になって
楽しいことは忘れてしまうけど、最初に友達になり損ねて「変なヤツ」とかで
定着してしまうと忘れないんでしょうか？
するとＮＧだった週はリセットされないというかなり無理ゲーですね・・・
ガンバレ！！