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ビジネスジャンプ 2009年6号 (2009年01月18日 発売)

表紙と巻頭カラーは山口穣司先生「くノ一魔宝伝 (AA)

弓月光先生の「甘い生活 (AA)」は主人公「江戸伸介」の痴漢事件(弁護士とグルの
女にはめられたんだけど)と、裁判員制度という社会世相を反映した内容となってます。

そういえば最近、江東区の女性殺害損壊遺棄事件がらみで裁判員制度の話が
取り上げられていますが、私的な疑問。(いちおうwikiに軽く目を通しました)

・ なぜ重大犯罪(死刑or無期にあたる罪)のみ?
 裁判員の心理負担が大きいというなら窃盗とか詐欺とかもう少し軽い犯罪から
 段階的に始めても良かったのでは?更にいえば特許とかの民事裁判からとか?
 (専門性が足りないのは今でも同じ、むしろ一般感覚に照らすという意味で)

・ 量刑が死刑か無期かということは(当然、加えて無罪もある訳だが)、
 死刑と無期の間にギャップがありすぎるのが解決されていない。
 無期ではなく懲役100年とか200年とかみたいに「絶対に出られない」
 量刑の補間が必要ではないのか?(死刑廃止はまた別問題)

・ 検察が「裁判員に分かりやすく」映像やボードなどを駆使について。
 弁護側もやろうと思えばプレゼン自体できるだろうけど、以前から証拠品や
 情報に対する接触のアンフェアな状況があるが、それがクリアされていない。
 取り調べも録音(録画?)するらしいが、全ての時系列にアクセス出来ない限り
 やっぱり検察に有利に働くだけだよな。

漫画では痴漢事件なので少なくとも死刑/無期には関わらない犯罪の裁判と
いうことと、公開裁判ということで現実とは若干違う方向ですが、弓月先生なりの
アンチテーゼという事でしょうかね?

甘い生活 34 (34) (ヤングジャンプコミックス)甘い生活 34 (34) (ヤングジャンプコミックス)
(2008/04/04)
弓月 光

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