ゆる本 blog セキレイ～Pure Engagement～第07羽「遠イ物語」

セキレイ～Pure Engagement～第07羽「遠イ物語」

全ての鶺鴒達が羽化完了。大きな節目の「セキレイ～Pure Engagement～」の第七羽。

ユカリ達が到着したのはすべてが終わった後、果たしてクーちゃんと会えるのはいつなのか？

現場で倒れてしまった篝が次に目覚めたのは出雲荘の自分の部屋。
そして目覚めた篝を迎えたのは美哉と、傍らで看病していた皆人。
包帯を取り替えてくれとすっかりデレ期入り。

自分が雌雄も含めて婚いだ相手が望む姿に変化する鶺鴒だと改めて説明する篝。
「さぁ君はどうしたい？」との問いに「俺が望むとしたら篝さんが篝さんであることだけです、
あなたはあなたで良いんです、そのままで良いんです」と篝の自由を尊重する皆人。

部屋を出ると廊下で寝て待っていた結、月海、草野。それぞれに篝への思い入れも。
「あの篝たんがオッパイ丸出しでせまったって」とからかう松は篝の制裁を。ww

おふざけはとりあえずここまで、いままで皆人をけしかけていた松の真意、
そして覚悟を決めたという皆人はこれ以上は必要以上の戦いに巻き込まないために
鶺鴒計画の全貌を知りたいと詰め寄る。

美哉がモニタリングする中で島の発見から話し始める松。
そして核心である船の中にいた１０８の生命体、それが鶺鴒だった。
１体の成体、８体の胎児、９９体の受精卵。このときの成体と胎児がシングルナンバー。
さらにシングルナンバーは「仕様がヤンチャでして・・・」と付け加える。
月海もシングルナンバーと言うことで結と草野に「ヤンチャー」と指さされ。ぷっ。
話が調整担当者の事に移る。
調整の始まり時期によってし易さが異なるというだけで「ヤンチャ＝強い」ではないと
説明する松。調整者の話で異常に怯える月海。

松は大家さんの旦那さんである建人さんが調整者で、「シングルナンバーのほとんど
唯一の成体、厳密には鶺鴒でない・・・」と、言いかけたところで口をつぐむ。

さらには神蔵島での戦いの話、自分を含めた懲罰部隊の話。
覚醒済みのたった五羽の鶺鴒で進行してきた国籍不明の軍隊と戦うととなった。
その時の特別な調整から「シングルナンバーはヤバイ」と言われる元だという。
そこで松が懲罰部隊だったと驚く皆人達。

圧倒的な力で軍隊を殲滅する鶺鴒達。戦いが終わった後の建人を見る美哉の視線と
建人のあまりの達成感のなさ、逆に結果に満足しさらなる野望を語る御中。

鶺鴒計画の方向性が変わり、松は逃げ出し、風花は失恋の旅から地酒巡りへ、
05もふらーと消えていたという。鶺鴒もいろいろ。
さらにいずれは鈿女とも戦う事になるかも知れないと付け加える松。それが覚悟だと。

そこで御中からメールが。内容はルール変更に関わるもの。
「未だ勝ち星のない葦牙はゲーム参加意志が無いものと見なし
　手持ちの鶺鴒を機能停止する」
次回「草ノ遊戯」

回想と言うよりはかなりこの世界観の核心にせまった説明回。
月海を「やんちゃー」と指さすところと、「傷心の旅」の件の風花が笑いどころだったかな。
ラストのルール変更によって逃げ隠れていた葦牙と鶺鴒がやむなく動き出し
戦いが激化するということで物語が動き出すでしょうが、もう二期では収まらないな。