花咲くいろは 第08話 「走り出す」

喜翠荘に嵐襲来、 「花咲くいろは」の第８話。

ネタ「喜翠戦線異常なさすぎ」もどうぞ。

福屋へお使いに来た緒花は旅行誌の次回特集があることを聞く。
一方、スーツ姿で立派な建物の前にやって来た徹。リクルートじゃ無いよね？

週末なのにお客が少なくヒマを持て余しているところ、唐突に予約の電話が連続する。

お使いの帰りに民子と合流する緒花は旅行誌の話に一人で盛り上がる。
女将の福々顔と「温泉行って、美味しいもの食べて、んでババ抜きして・・・
って、これ普段と余り変わらないね！」。ワロタ。

大挙したお客に対応するための方策を検討する女将達。
料理は何とかなるというが仲居の手が足りないと不安がる巴に自分も手伝う言う女将。
しかし緒花たちが喜翠荘に帰ってくるとその女将が具合を悪くしていた。
救急車を呼ぼうとする緒花を窘める巴と女将、タクシーで緒花が付き添って病院へ。
元々、こういった不調は持っているらしい。

目が覚めると付添の緒花を仕事へ戻るように促す。頑なに自分よりお客を優先する女将に
若干の反感を憶えながらも病室を出る緒花に自分の部屋の帳面のことを言いかけるが
「緒花、がんばりな、頼んだよ」と伝えるだけだった。

喜翠荘に戻るタクシーの中で母親に女将のことを伝えようと電話を取る緒花。
しかしいきなり孝一から緒花のもとへ向かっていると電話が入るが、
電波の具合が悪く充分に聞き取れないうちに途切れてしまう。

喜翠荘について気合いを入れて現場に戻る緒花。
客室に間違えたふりして探りを入れる次郎丸。
崇子の指示で覆面調査員を捜して集中的にサービスしようということだった。
それは女将の志にそぐわないという緒花だったがなし崩しに動き出す。

厨房にも喝入れにきた崇子は板前の蓮二にプレッシャーをかける。
明らかに様子がおかしくなる蓮二。

怪しそうなお客に特に集中して説明や売り込みする若旦那達。
緒花は女将の帳面のことを思い出して女将の部屋へ。
全てのお客様のことを事細かく記した帳面に驚く。

蓮二の様子がおかしいと相談に来ていた民子。
料理が間に合わなくなりそうだということで再びお客様の優先順位を言い出す崇子。
最善手だと指示する次郎丸達に反論するほどの言葉がない巴達。

「だめです！そんなことしたら絶対女将さんに叱られます！」
緒花になぜ分かるのかと問う崇子に
「分かります！だって私ずーと女将さんに叱られてきたんですから！」と強く答える。
「お客様はみんな同じです、それからおもてなしの心はみんなに同じなんです。
　それが女将さんなんです！喜翠荘なんです！」
手が足りないという縁にと菜子を呼び出し済みだと先手を打っていると緒花。
徹は結婚式に出席で街へ出ているが、民子が連絡しても通じなかったという。

到着した菜子とを入れ替わりで徹を呼びに走る緒花。
こんな格好で街中を疾走する少女・・・萌えるな。

飛び乗った電車の中でひと息、携帯を見てみると孝一からの着信履歴が。
しかし今やるべき事から考えてそれは後回しにする緒花は街に着いて結婚式場を目指して走る。
そして新幹線（？）を降りる孝一。
結婚式場まで到着したもの各式場が分からない緒花はひとつひとつ覗いて徹を捜すことにする。

次回 「喜翠荘の一番長い日」
蓮二の不調を民子が助けるのか？
緒花は孝一と出会えるのか？そして「男の人の頭の臭い・・・」って徹とタンデム？

突然の来客に女将のリタイア。
こういった時ほど冷静にいつも通りの接客をしなければならないのに、
無能コンサルに振り回されて返って悪化してしまう。
ここを一番怒られることで女将の意志を強く引き継ぎつつある緒花が仕切る。
助けが必要ならば意志決定を早くして助けを求める。
これくらいは緒花でなくても客数が増えた段階で行うべきだったけどねぇ・・・
こういったお話も定番だけど緒花の活躍には”胸熱”ですね。

そして「呼ばれちゃった」と頼られたことを喜びながら坂道を登ってくる菜子がいいですね。
引っ込み思案であまり他人の力になっている自信のないであろう菜子が頼られることに
喜びを感じるのも理解できますね。
一方、徹に電話をかけたのに繋がらなかった民子。
引き抜きの時もそうだけど再び緒花に出遅れてしまう格好になるのか。

孝一とのすれ違いの可能性も気になるし次回が待ち遠しい。