あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。 第07話 「ほんとのお願い」

ついにめんまの日記を紐解く「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」の第７話。

一度、自宅に戻ったものの援交疑惑で親に咎められて結局家出してきた鳴子。
ヌイグルミとタオルが無いと眠れないってなんてピュアピュアなんだ・・・w

ちょっとしたハプニングを経て、いよいよめんまの日記を開く。
意外とテキトウな内容の日記だったが、仁太の母親の見舞いをしたのを切っ掛けに
願をかけるために花火を作ろうと言うことになると記載があった。
これがきっとめんまの願いだと俄然盛り上がる。

「明日も俺、学校行くからついてくんなよ」
ラーメンで懐柔しながらめんまを牽制する仁太を両手で応援するめんま。
ジト目めんまが可愛い。ww

基地で花火作りを検討するが要資格ということで難しい。
昔の花火の設計図を取り出してきた鳴子、その設計図を見て昔の自分達の命知らずを
恐れおののきながらも、希望に溢れていた子供時代を懐かしむ。

帰宅の途、前回電車の中で思い出したあの日のめんまの呼び出しのことを
なぜ仁太に言わないのかと集に問いかける知利子。
「宿海には内緒にして集まろうって言ったんだよ、めんまが・・・」

父親に花火師を紹介してもらった仁太だが花火には最低20万円が必要だと聞く。
人が苦手で引きこもっていたのにバイトすることにする仁太。

ここでも噂されてしまう鳴子に助け船をだす仁太と、なんだか良い雰囲気に。

遅くに帰ってきてすぐ寝てしまい朝も早くに飛び出していく仁太に疑惑を持つめんま。
ひょんな事で仁太が学校に行かずにバイトしていると知ることとなる。
昼は鳴子が務めているショップ、夜は鉄道と同じ現場でバイトに勤しむ仁太が
自分の願いの花火のためだと知るめんま。
「めんまが自分の事を考えてない間、じんたんがめんまのこと考えててくれたんだ・・・」
足下の暗い仁太のために照明を傾けるめんま。

さらに蒸しパンを振る舞うめんま、知らぬふりで学校の様子を仁太に聞くと
意外に充実していると聞いてもっと嬉しくなる。

とりあえず手付けとして花火製作を依頼する仁太達に歯切れの悪い花火師。
祭の役員に口を滑らしたところ「高校生に手を貸すなんて」と怒られてしまったという。
その役員に説得を試みようと名前を聞くとそれはめんまの家だった。
「仁太君達があなたのためにいろいろ頑張ってくれているみたいよ・・・
ふざけてるわね・・・」
めんまママの真意は？

前回、仁太達がめんまの家を訪ねた時に仏前での母親の反応が少し変だとは思いましたが
めんまの願いに動き出した仁太達の障害になるとは読めませんでしたね。
話数的には折り返し地点に来てどうなることやら、ますます面白くなってきた。

あと特筆すべきは徐々に子供の時のように仁太に近づく鳴子ですね。
もちろん成長した分、気持ち的な部分も若干違うものにはなっているのでしょうが。
さらに知利子も実は集についていくために必死に勉強をしていると・・・
みんなピュアピュアだ・・・