花咲くいろは 第15話 「マメ、のち、晴れ」

今週も南国宮崎からお届け「花咲くいろは」の第15話。

ネタ「定番」もどうぞ。

緒花たちの修学旅行先の旅館でバイト仲居達が逃げ出してしまった。
しかし「仕方ないよ、旅館で働くの大変だもん」と同情して「自分の将来に旅館で働くのは
入っていない」とさらりと言ってのける結名。
代わりの仲居の確保に苦慮するオーナー達に「手伝います」と名乗り出る緒花だが
修学旅行中の緒花の手を借りるわけにはいかないと断られてしまう。

土産屋でお土産を物色する緒花は突然辞めたあの仲居達を偶然見かけて食ってかかる。
つか「マンゴーソフトチキン南蛮トッピング」に文句付けたかっただけか？ww

騒ぎに乗じて民子が手を引いてその場を離れトイレに逃げ込んだ緒花たち。
改めてあの仲居達が辞めたことで旅館は大変になっているのではないかと
考え込んでしまった緒花は「自由時間は何をしても自由だよね」と旅館に戻る。

「喜翆荘でも同じ事が起こったらワーッってなっちゃって」と少ないボキャブラリで
改めて仲居の手伝いをすると申し出る緒花。
「スイさんの教育の賜物か、考えるよりも先に行動している。
それが出来る仲居さんは少ないけどね」
昔、湯之鷺で修行した経験を持つというオーナーは今度こそ緒花に正式に手伝いを願い出る。

搬送用の機械などの説明を聞いて働き出す緒花だが四人分を一人でこなすのは
さすがに追いつかなくなってきた。無理にケースを持ち上げたところでバランスを
崩しそうになるがここで民子と菜子の助けが入る。

積み込みと配膳のグループ分けをして回り出すが、こんどは肝心の機械が故障してしまう。
ここで緒花は「シャワー丼」を思いつく。要するにお風呂を先にするということらしい。ww
スケジュール調整して食事までの時間稼ぎをすることに。

前倒しになった風呂のために浴室掃除をする洋輔に声をかける結名。
あくまでも「見学」と言い働く緒花たちをお人好しだと言う。
そんな結名に「随分違うもんだな、モジャ毛（緒花）もお孫さんなんだろ？
旅館の仕事が大変だと分かってくれているから手伝ってくれているんだよ、あいつ」
「しっつもーん、洋輔君はどうしてそんな大変なコトをしているんですか？」と聞く結名に
厳しい中にも楽しいことや好きなことは見つけられると答える洋輔。
そして「働いた事ない結名には分かんないだろうけどなぁ」と皮肉るとムッとする結名。
「忘れてくれ昔の約束も全部。旅館の仕事嫌いなんだろ？だったら結婚できるわけないじゃん。
俺はちゃんとここで一緒に働けるヤツじゃないとイヤなの。あのモジャ毛みたいにさ」
緒花と比較されてハットした結名は「分かってない洋輔君、私だってちゃんと働けるモン！」と
洗剤とモップを持って床を磨き出す。「別に緒花ちゃんが、どうこうじゃないんだから！」
なかなかヌメリが取れない床にムカツキながらも洗剤を流してもらうと綺麗になったことで
笑顔がこぼれる。
手にマメを作ったものの、クラスメイト達にも誉められることでさらに笑顔になる結名。

食事の時間となり旅館側の不備と協力への感謝を挨拶とする洋輔。
なんとか事態が落ち着いたところで緒花たちに声をかける。

洋輔のはからいで露天風呂を貸し切りにしてもらえた一同。
「本当に大変だよね、このお仕事・・・」と言葉は同じでも「ちょっと楽しかった」と満足気の結名。
そんな結名に「初仕事でご褒美もらえて、楽しくないわけがない」と訴える緒花。

ま、あとは視聴者サービスだね。ww

旅館を後にする時間、結名に改めて働く人の気持ちが分かるように勉強するという洋輔。
結名も今回の体験を得て旅館の仕事も勉強してみようかと返す。

湯之鷺で緒花たちと分かれた結名は夕焼けに照らされる福屋旅館の建物を見て
今まで近すぎたばかりに見えていなかった別の面があるということを考える。
「まっ、ぼんぼってみますかぁ・・・」

次回 「あの空、この空」
今度は縁さんのお話だけど、厳しい女将と緒花の台頭にストレスＭＡＸ？

民子が緒花を沈める時の胸元のボカシが邪魔・・・ 揺れてぶれた訳じゃないよな・・・

辛くて大変なばかりだと思っていた旅館の仕事に意地からとはいえ初めて携わってみて
達成感から喜びをほんの少し見いだすことができた結名。
まぁ、たまに働いて誉められてっていうのは切っ掛けにはなるけど続けられるかはね・・・
でも、ここまでまったく旅館の仕事に接したことがないということは、福屋旅館は女将も
両親も結名に甘々なんですかね。
まったく跡取りにする気なんて無いか、大学を卒業したら徹底的に仕込む気なんでしょうか？

でも緒花が手伝うと名乗り出たのって教育の賜物というより血筋なのではないかと・・・
宮崎マンガの決定版じゃないか？（特に前半）
チキン南蛮の胸肉派とモモ肉派の話はツボだった。