あの夏で待ってる #09 「せんぱい」

全てを告白、その後は・・・ 「あの夏で待ってる」の第９話。

無人救助機の騒動を収めたものの再び海人を傷つける事になってしまったイチカは
ひたすら謝るばかり。そこに哲朗達も集まってきて、さらに麻奈実姉さんも近寄ってきた
ところで第１話冒頭のダムの近くへ空間移動。
この場で自分が他の星からやって来た人間だと全てを打ち明けるイチカ。
さすがに空間移動や衣服の転移などを見せられては疑う余地はないが。
さらに宇宙船の中へ案内していろいろな事情を説明イチカ、ここまでくると
いっそ開き直って見学でもしたいと言い出す哲朗。

夜明け近くなって戻ってきたところで麻奈実姉さんを置いてきたことにようやく気付く。ヒデェ。
とりあえずイチカが宇宙人だということは黙っていることを約束する一同。

出会いの時のことを詫びるイチカに命を救ってもらったことを思い出したて
感謝したと伝える海人。

騒ぎを起こしてしまったことを謝るりのん、打ち明けることが出来た点に関しては
肩の荷が下りたというイチカだが、救助機が壊されたことで調査員が来るかも
知れないと新たな危惧が生まれる。そうなれば・・・時間は迫る。

柑菜や海人はイチカが宇宙人だということでいつかは帰ってしまうのではと
それぞれの思いで悩む。
翌日、「あの場所」を探しに出掛けると、海人に対してよそよそしい態度のイチカ。

イチカに置いてけぼりにされ集まってきた哲朗達と撮影を続ける海人。
その横顔を観察する柑菜は海人との出会い、そして両親の事故死を感じさせない
表情と同じ雰囲気を今の海人から感じ取って、意識し始めていた。

「あの場所」探しを手伝うという海人を断って一人で行くというイチカ。
一人縁側にいるところに哲朗がやってくるが、風景カットを忘れていたと哲朗を
置いて出掛けてしまう海人。さらに柑菜と美桜もやってきて、哲朗が閲覧していた
フィルムを一緒に見ることにする。
軽井沢で海人に撮影してもらった自分のあとに映っていたイチカと海人の
表情に何かを感じ取る柑菜。そんな柑菜の表情からさらに何か感じ取る哲朗。

軽井沢で閑そうにしている海人に声をかける檸檬。
ふて腐れている海人に人生の先輩らしい助言をする。
立ち上がって走り去る海人の背中を見て「そう、動くのよ、止まらずに、前に・・・」

雨の中でも風景を探して廻る海人を見かける柑菜。
早朝に出掛けるイチカを待ち伏せて声をかける。
自分が海人が好きでイチカが帰ってしまうのが好都合だと妙にケンカ腰の話し方。
そしてイチカが逃げ回っていると指摘する。
ついて「だってどうしようもないじゃない！」と言うイチカに「どうしようもある！好きだって
言えば良い！！」と説き伏せる。そして言いたいことを言って走り去る。

少し離れたところで息を切らせて立ち止まると、電柱の影にいる哲朗にあたる。
電柱の影から出て柑菜の背後について涙を流す柑菜を慰める。
さらにバス停の影から一部始終を見て声を抑えながら泣く美桜。
切ない・・・・

「あの場所」を探す海人を見つけるイチカはすぐに声をかける。
「宇宙人で良いですか・・・？私なんかで良いですか・・・？告白して良いですか・・・？」
「ダメ！」海人の回答に驚くもここは海人から逆告白。

そして互いの気持ちを確認して口づけ。
つか、檸檬が対岸から盗撮、しかもスク水。www
そう言えば「おねがい☆ツインズ(AA)」の苺も似たような事していた。w

海人は初めてのキスだけどイチカは治療のためのキスで既に４度目と告白。
そしてイチカからの５度目のキス。

次回 「先輩と僕らの。」
勝者と敗者。「おねがい☆ティーチャー(AA)」でも圭一とみずほが結ばれた後、
予告と同じような話しで圭一が停滞してしまいましたね。
「おねツイ」でも彼女か妹かで妹が敗者みたいな感じだったし。

一人置いてけぼりの麻奈実姉さんの「みんな・・・どこ・・・？」はちょっと可愛い。

明らかに敗色濃厚だった柑菜ですが、好きな海人のためにあえてキツイ事を言って
イチカを焚きつけて良い娘ですな。本当に・・・
哲朗に慰められて泣いているところその影で泣く美桜の三人の姿が本当に切ないですよ。
美桜もいろいろあって哲朗と急接近だったのにね。

一方、両思い成就で幸せモードの海人とイチカ。
次回予告のラストは完全にバカップル臭を醸し出してます。
とはいえ、このまま二人の仲がよいままとはならないでしょう。
それが連合調査団による別れとなるのかどうか？

そっくり。チョンマゲが逆だけど。