グリザイアの果実 #12 「エンジェリック・ハゥル III」
やっぱり来た極限状況、「グリザイアの果実」の第12話。
バスごと崖下へ転落してから十三日目、極度の栄養不足から生命維持も
困難な状況な生徒も出てきてしまう。
眠ったらそのまま苦しまずに逝けないかと弱音を吐く天音を励ます一姫。
十四日目、九日目に下山に挑戦した顧問が舞い戻ってきてしまう。
そして重症だった生徒が次々と絶命し自殺する者も現れる。

十五日目になり「鹿の肉」といって部長と顧問が食事を振る舞うがなぜか
一姫は手を出さない。一姫に遠慮して天音も手を出さずに置く。
その夜、天音を起こして切羽詰まった様相で離脱を促す一姫。
部長と顧問が森の中へ消えるのを見計らって急ぎテントを出ようと言う。
このタイミングでみんなを置いていく理由が分からない天音に
「鬼は連れて行けない」と天音。テントを出てその訳のある場所へ寄る。
草陰から除くと激しく事に勤しむ部長と顧問。
しかし雲が晴れて月明かりが照らした場所に衝撃の光景が。

つい声を上げてしまった天音達に気付いた二人から逃げる一姫と天音。
部長に命令されて鬼の形相で追いかける顧問をギリギリで撃退する一姫。
しかし追っ手はすべての生徒達となる。
偶然前に立った先輩が「見てしまったんだね・・・」と話しかける。
天音に「もうこの人達は人間の世界に戻れないのよ!」と呼びかける一姫。
にわかに状況を受け入れらない天音を連れて森の中を逃げるが
天音は殺されるならいっそと自ら刃物を喉に突き立てる。
そんな天音に「自分が囮になる」と脱出のためのメモや荷物を預けて
先に走らせると振り返り追っ手に立ちはだかる一姫。
最後に振り返った天音が見た一姫はすべてを受け入れたような笑顔だった。

森をさ迷って何日かして天音も限界を迎える。
先に死んでいった生徒達の幻覚を見て倒れてしまうがふと物音に気付く。
目の前を横切る自動車、道路に出るとキャベツ畑が広がる。
すぐに飛び込んでキャベツを丸かじりする天音、数々の犠牲の上に生還を果たす。

が、唯一の生き残りの天音に対して発見された修羅場から邪推する社会は
辛く当たる。夢でも贖罪にうなされる天音、カウンセリングも効果が薄い。
そんな天音だったが一姫の弟である雄二と出会う。
最初は負い目から雄二に接近したことを否定はしない天音。
今は本当に好きになってしまったけどこれではダメだと言う。
その上で罰として殺してくれないか?と願う。
「分かった・・・」と手を出す雄二、天音の頭にチョップをかます。
この程度で痛がるのに「殺して」なんてお笑いだと雄二。
さらに「ごめんね」と謝る天音に「その言葉は大っ嫌いだ」と言い
「一姫の真似はしないでくれ」とも忠告する。
そして少し時間を取って考え、自分が好きなことを確認した上で
「今後一生、俺のために生きる。それがお前の罰だ」と雄二。
思わず泣き出して雄二に抱き付く天音。
最終的に天音を救えるのは自分自身の許しだけ、それが気付くまでは
受け入れて側に居ようと雄二。

落ち着いて食事を取っている時にふと雄二は呟く。
一姫がそんなに簡単に殺られてしまうだろうか?
死体がバラバラだったであれば人数を水増しすることは可能では?
この言葉にニンジンの本数を誤魔化すトリックの事を思い出す天音。
貰ったメモに最悪元の場所に戻った場合の食料の隠し場所が描いてあることから
最初から天音だけ逃がすのも計算の内ではなかったかと考える。
すぐに現場へ戻って確認してみようと車を用意する天音と雄二。
街中でひとりとなった雄二に「天音の大ファン」の坂下という男が話しかけてくる。
「やり残したことがまだあったって気がついた」と怪しげな言葉を残す男。
不穏な存在を気にしつつ現場へと向かうふたり。
次回、最終話 「射界10センチ」。
最後は坂下という男が天音に危険を及ぼす展開か?
マスコミとも思ったけど亡くなった生徒達の身内かも。
やっぱり「マイナス(AA)」みたいな展開になったか・・・
顧問も戻ってきた時にだいぶん壊れていたみたいだし犬肉を食べたことで
「生き残るためにやむを得ない」というように基準を変えた部長が男である
顧問を(体で)飼い慣らして死肉を解体させ食べることに至ったんでしょうか。
さらに他の生徒達は食べたあとに「お前たちも同罪」と明かして洗脳かな。
う~ん、この状態で病人とかを殺してじゃないだけ「まだ」という感じはするが・・・
むしろ一姫達を追って襲うようになったあたりで「鬼に成った」という感じですね。
一姫が守った天音を赦す(というか始めから責める気も無かった?)どころか
姉の意志を継いで救う行動に出た雄二。
優秀な姉の元にいて不遇ではあったようだけど姉との関係は固かったんだな。
さらに一姫の生存の可能性の示唆、エンディングで大多数の生徒達には
血の足跡らしきものがあるけど一姫と天音には付いていない。
たぶん死んでいった順番だと思うけど一姫は部長よりも上位に配置されているしね。
治療されたザクロというのも意味がありそう。
ちなみにザクロというとこのマンガが思い出されます。
鬼子母神伝承自体は元々あるものみたいですけどね。
しかし天音の御主人様になったり蒔菜のパパになったり大変だ・・・
ちょっとだけ和むネタ動画。
バスごと崖下へ転落してから十三日目、極度の栄養不足から生命維持も
困難な状況な生徒も出てきてしまう。
眠ったらそのまま苦しまずに逝けないかと弱音を吐く天音を励ます一姫。
十四日目、九日目に下山に挑戦した顧問が舞い戻ってきてしまう。
そして重症だった生徒が次々と絶命し自殺する者も現れる。

十五日目になり「鹿の肉」といって部長と顧問が食事を振る舞うがなぜか
一姫は手を出さない。一姫に遠慮して天音も手を出さずに置く。
その夜、天音を起こして切羽詰まった様相で離脱を促す一姫。
部長と顧問が森の中へ消えるのを見計らって急ぎテントを出ようと言う。
このタイミングでみんなを置いていく理由が分からない天音に
「鬼は連れて行けない」と天音。テントを出てその訳のある場所へ寄る。
草陰から除くと激しく事に勤しむ部長と顧問。
しかし雲が晴れて月明かりが照らした場所に衝撃の光景が。

つい声を上げてしまった天音達に気付いた二人から逃げる一姫と天音。
部長に命令されて鬼の形相で追いかける顧問をギリギリで撃退する一姫。
しかし追っ手はすべての生徒達となる。
偶然前に立った先輩が「見てしまったんだね・・・」と話しかける。
天音に「もうこの人達は人間の世界に戻れないのよ!」と呼びかける一姫。
にわかに状況を受け入れらない天音を連れて森の中を逃げるが
天音は殺されるならいっそと自ら刃物を喉に突き立てる。
そんな天音に「自分が囮になる」と脱出のためのメモや荷物を預けて
先に走らせると振り返り追っ手に立ちはだかる一姫。
最後に振り返った天音が見た一姫はすべてを受け入れたような笑顔だった。

森をさ迷って何日かして天音も限界を迎える。
先に死んでいった生徒達の幻覚を見て倒れてしまうがふと物音に気付く。
目の前を横切る自動車、道路に出るとキャベツ畑が広がる。
すぐに飛び込んでキャベツを丸かじりする天音、数々の犠牲の上に生還を果たす。

が、唯一の生き残りの天音に対して発見された修羅場から邪推する社会は
辛く当たる。夢でも贖罪にうなされる天音、カウンセリングも効果が薄い。
そんな天音だったが一姫の弟である雄二と出会う。
最初は負い目から雄二に接近したことを否定はしない天音。
今は本当に好きになってしまったけどこれではダメだと言う。
その上で罰として殺してくれないか?と願う。
「分かった・・・」と手を出す雄二、天音の頭にチョップをかます。
この程度で痛がるのに「殺して」なんてお笑いだと雄二。
さらに「ごめんね」と謝る天音に「その言葉は大っ嫌いだ」と言い
「一姫の真似はしないでくれ」とも忠告する。
そして少し時間を取って考え、自分が好きなことを確認した上で
「今後一生、俺のために生きる。それがお前の罰だ」と雄二。
思わず泣き出して雄二に抱き付く天音。
最終的に天音を救えるのは自分自身の許しだけ、それが気付くまでは
受け入れて側に居ようと雄二。

落ち着いて食事を取っている時にふと雄二は呟く。
一姫がそんなに簡単に殺られてしまうだろうか?
死体がバラバラだったであれば人数を水増しすることは可能では?
この言葉にニンジンの本数を誤魔化すトリックの事を思い出す天音。
貰ったメモに最悪元の場所に戻った場合の食料の隠し場所が描いてあることから
最初から天音だけ逃がすのも計算の内ではなかったかと考える。
すぐに現場へ戻って確認してみようと車を用意する天音と雄二。
街中でひとりとなった雄二に「天音の大ファン」の坂下という男が話しかけてくる。
「やり残したことがまだあったって気がついた」と怪しげな言葉を残す男。
不穏な存在を気にしつつ現場へと向かうふたり。
次回、最終話 「射界10センチ」。
最後は坂下という男が天音に危険を及ぼす展開か?
マスコミとも思ったけど亡くなった生徒達の身内かも。
やっぱり「マイナス(AA)」みたいな展開になったか・・・
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顧問も戻ってきた時にだいぶん壊れていたみたいだし犬肉を食べたことで
「生き残るためにやむを得ない」というように基準を変えた部長が男である
顧問を(体で)飼い慣らして死肉を解体させ食べることに至ったんでしょうか。
さらに他の生徒達は食べたあとに「お前たちも同罪」と明かして洗脳かな。
う~ん、この状態で病人とかを殺してじゃないだけ「まだ」という感じはするが・・・
むしろ一姫達を追って襲うようになったあたりで「鬼に成った」という感じですね。
一姫が守った天音を赦す(というか始めから責める気も無かった?)どころか
姉の意志を継いで救う行動に出た雄二。
優秀な姉の元にいて不遇ではあったようだけど姉との関係は固かったんだな。
さらに一姫の生存の可能性の示唆、エンディングで大多数の生徒達には
血の足跡らしきものがあるけど一姫と天音には付いていない。
たぶん死んでいった順番だと思うけど一姫は部長よりも上位に配置されているしね。
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しかし天音の御主人様になったり蒔菜のパパになったり大変だ・・・
ちょっとだけ和むネタ動画。
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