がっこうぐらし！ #11 「きずあと」

懐かしいお友達が久々登場・・・「がっこうぐらし！」の第１１話。

地下にいた佐倉先生に動揺して噛まれてしまった胡桃。
外の大雨で校内に入ってきたゾンビ達にバリケードを破壊される。
フラッシュバックを起こした由紀の目の前には一緒に（幻の）授業を受けた
クラスメイトが現れ、悠里や太郎丸の悲報に泣く美紀の前にも近付く。
突然のゾンビの襲来に強ばる美紀を助けたのは意外にも由紀だった。

部屋で孤立する悠里だがソファの上の胡桃の状態は悪化するばかり。
しかも屋上の落雷によって発電装置が損傷、校内は停電してしまう。

気持ちを立て直した美紀は当初の目的通り地下のクスリを取りに行くために
ショベルを持って部屋を出る。最初に由紀の友達ゾンビに出会って一撃を
加えるが転ばすのが精一杯、胡桃がぶん回していたゾンビを倒すショベルの
重さを初めて知る。

胡桃からもしもの時にトドメを刺すように約束していた悠里
苦しむ胡桃の声に耳を塞いでいたがついに包丁を振り上げる・・・

圭の形見のＣＤやピンポン球でゾンビを誘導しながらなんとか地下に辿り着いた美紀。
中途半端に開いたシャッターをくぐり佐倉先生の姿を確認するが
一旦シャッターの外に出て気持ちを整理。
シャッター越しの佐倉先生に今の学園生活部、悠里、由紀、胡桃のことを話す。
ここで佐倉先生はシャッターをくぐり美紀の足を掴んでくる・・・
「ゆっくり休んで下さい・・・」
一瞬、驚くが慈しみの目で佐倉先生を送る。

改めてシャッターの中に入った美紀は目的のクスリを見つけ胡桃を助ける事を誓う。

その間、記憶と幻想と現実との狭間を行き来する由紀。

クスリを回収した美紀はゾンビに囲まれてしまいある部屋のドアを開ける。
そこから飛び出してきたのは胡桃に閉じ込められていた太郎丸。
入れ替わり立て籠もる美紀だがドアの外に溢れたゾンビ達に大ピンチ。

「行かなきゃ！今、行かなきゃ学園生活部が終わる気がする」
由紀は立ち上がり荷物をまとめ金属バットを手に取る。
そして佐倉先生の「放送室を目指しなさい」という声に誘われて廊下を進む。

サイレンの音に寄せられてゾンビ達はいなくなっているものの不安の由紀。
しかし佐倉先生の声に励まされて先生を無くした場所のドアを開ける。
思わず泣き出してしまうがすぐに涙を拭い「バイバイ、めぐねえ・・・」と
幻の佐倉先生と訣別する。

次回、最終話 「そつぎょう」
雪崩式に崩壊する中でどういった完結を迎えるのか？

避雷針に雷が落ちて破壊されたらダメなのでは・・・
さきにゾンビ達がイジってダメになっていたのかな？

一番冷静に動いていたのは美紀でクスリはどうにか手に入れたけど
籠城していた部屋が突破されたところでどうなるんだ？
あと太郎丸を解放してしまったのもちょっと気になるな。
そして友人ゾンビとの再会から色々と葛藤（今までの記憶の帳尻合わせ）を経て
現実に辿り着いた由紀は放送室を目指す。
で、いつも冷静にみんなを引っ張っていた悠里は今回完全に役立たずの
状態でしたが・・・
個々に部屋で立て籠もっているだけでは好転は出来ないし
いま唯一動き回っている由紀がどうやって突破口を開くのでしょうかね。