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少女たちは荒野を目指す #12 「少女たちは荒野を目指す」 <終>

六波羅の処女作、ついにリリース。 「少女たちは荒野を目指す」の最終話。

六波羅の「朝森さん家の24時」、タイフーンの「大河への背信」が発売され
多くのお店では並べて平積みされる。そして手に取るお客さん達。

発売日と言ってもいつものように授業を受ける文太郎達。
平静を装い日常会話を交わしながらもどこか浮き足だった雰囲気。
20160324s_01.jpg
先に部室に入っていた砂雪は販売状況の報告を受けていた。
電話を切ってから砂雪らしからぬ笑い。ww
3000本は即完売、6000本の追加生産が決定、タイフーンの方は初回生産は
4000本即完売と勝るが追加は2000本だったということで大勝利。
価格の安さなどが本数勝負では有利に動いたという予想通りの結果だった。

歓喜する一同、砂雪のスマホにメールが入りドアを開けるとケーキが置かれてた。
兄がお土産だけ置いて行ったらしい。すぐに追いかける砂雪、外階段で追いつくが
兄は「ありがとうな」とだけ言葉を残して立ち去る。
20160324s_11.jpg
勝利祝いは焼き肉店で。
ここぞとばかりに大フンパツして注文すると出てきたのは砂雪の兄。
借金は返済出来たので次回作のために割の良いアルバイトをしていると言う。
改めて皆にお詫びとお礼で頭を下げる兄。
せめてもと野菜盛りを奢るが「肉じゃない!」と女の子達に大不評。w
さらに亜登夢を「草食系」呼ばわりして怒らせてしまう。

焼き肉店を出てまったりしているところで改めて短期戦ゆえの勝利だったと砂雪。
「朝森さん~」は一年後には残らないが「大河へ~」は何年も語られるゲームに
なるかも知れないと言われ文太郎は「もっと頑張らないと」と決意。

改まって砂雪は「六波羅を解散しようと思っている」と言い出す。
次回作も考えていた一同は驚くが、砂雪は売れ行きも考えない、〆切りもない
自分達のために満足いくまでクオリティを追いかけたゲーム作りをしようと言う。
20160324s_21.jpg
しかし文太郎は拒否、〆切りも無いような生ぬるい仲良しゴッコの環境では
ゲーム制作は出来ないという。それは皆も同じ気持ちだった。
「ただ好きなだけでは生き残れない、野望を胸に燃やす者のみが
 この過酷な荒野で夢に挑むことが出来る!」
かつて砂雪に言われた言葉を返す文太郎。
そして次も勝つための戦いを始めることに満場一致。

ここで光輝から電話、勝負に負けた鯛子がごねていると言う。
譲らないと言いたいところだったが、砂雪が電話を変わって
引き抜きなどはナシで貸しすると手打ち。

その後、改めてゲームソフト売り上げランキングを見た文太郎は
細川さん(ぶるぅたす)が企画とシナリオのゲームが圧倒的に差を付けての
首位になっている事に驚く。
そして時の人となった細川さんだが・・・
調子に乗って忙しくなりすぎて文太郎への連絡を最後のドロンしてしまう。
その煽りをもろに食らってしまった文太郎。
20160324s_31.jpg
進路希望の提出を急かされる文太郎、結局「探している最中」と回答欄を埋める。
部室から屋上へと集まりまたこのメンバーで荒野を目指す。


タイフーンとの本数勝負もあっさりと勝利し兄の借金も返して次回作に向けて万々歳。
ここまでの過程を楽しむ青春ドラマということで楽しめました。

でもラストはいろいろと引っ掛かる点が。
やっぱり一番大きいのは兄の借金を返したなどの金銭面。
採算ラインなど詳しくはないけど、スポンサーが3000本と判断してリリースしたのは
当然利益などを加味してのこと。ハーフプライスでおおよそ定価4000円としてと
卸七掛け2800円の3000本で売上高840万円。
六波羅の人件費はかからないとしてもスタジオや声優さんへの支払いはあるし
製造(プレスや梱包)や流通などの原価、広告費などもろもろで手に残るのは
せいぜいさらに半分の2~300万円くらいか。
もし六波羅スタッフへの分配があったらいいトコ50万円だけど、フルタイムでは
ないから三ヶ月くらいの高校生のバイトとしてはまあまあ?

すると兄の借金は追加分がメインで返済したのかな?
追加分はほぼ製造と流通コスト、出資配当分となるので最初の3000本よりは
何割か利幅が大きくなるので1000万円くらいに達するかな?
(店頭で在庫となっても販売元が買い取りしてくれる可能性が大きい)
破産を覚悟していたというならこれくらいの金額だった可能性はある。

あと設備とか学校での部活動として使用しているのだから学校へは
どのように報告しているのかな?
金額が金額だから本来はいろいろ面倒な問題がはらむと思われる。

と、いろいろ踏まえてこの金額を笑って砂雪に託すって本当にみんな
良い奴すぎる。焼き肉特上どころじゃない。ww

業界モノとしても恋愛モノとしても中途半端感は残るものの、特にテルハの
行動とか自分が会社で経験した胃の痛いことなんかも重なったりして
妙に納得をしてしまったり。そういった「あるある」なところとかは楽しめました。

スタッフとキャストの皆様、お疲れさまでした!








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