学戦都市アスタリスク #21 「決着」

頭なでなで・・・「学戦都市アスタリスク」の第21話。



鳳凰星武祭の決勝、アルディはリムシィの装備を受け取りリミッタ解除、
綾斗はフローラが救出されたことでついにセルベレスタを手に取る。

アルディは綾斗とユリスの波状攻撃を持ち前の装甲とシールドで防ぐが
その力はカミラがエルネスタへ警告をするレベル。
綾斗もアルディの力の源泉がウルム・マナダイトにあると気付く。
イレーネの時と同様に暴走を危惧するユリスだが、アルディはボディに
亀裂を入れながらも溢れる力に歓喜する。
アルディの更なる猛攻に苦戦する綾斗とユリス、アルディは試合場全体を
爆発によって覆う。

シールド内のアルディの周辺以外の地面がえぐれユリスもダメージを受ける。
せめてスピードでアルディを超えられればと呟く綾斗のセルベレスタに触れるユリス。
セルベレスタを綾斗の望む形とするためにプラーナの調整に協力すると
大刀だった姿が日本刀のような細身に形状が変化する。
ここでユリスは力尽きて後の勝負は綾斗に託すことになる。

自身も溢れる力でダメージを受け続けていたアルディと最後の勝負。
綾斗は吹き飛ぶ破片を巧みに使ってアルディの死角を作り接近する。
そして懐に飛び込むとアルディのバッジを切断する事に成功する綾斗。

鳳凰星武祭は綾斗とユリスのペアが優勝を飾る。

表彰式で歓声を受ける綾斗、運営責任者のマディアスから祝杯を受ける。
そして表彰式に並ぶ各校の代表の中には歓楽街で綾斗を救ってくれた
シルヴィアの姿も。すてきなアイコンタクトについ赤面する綾斗。w

地下下水道ではフローラを拐かした犯人と英士郎が一戦を交えているころ
改めて紗夜とクローディアから祝福を受ける綾斗。
しかし綾斗にとっては紗夜の活躍が最大の功労だと礼をする。

その言葉に対して綺凛や英士郎、そしてレスターの協力があったと紗夜。
英士郎に脅されて仕方なくとブツブツと言い無愛想な態度を取りながらも
去り際には綾斗の優勝に「おめでとう」と言葉をかけるツンデレぶりのレスター。ww

入れ替わり紗夜に声をかけるカミラとリムシィ。
紗夜達のペアに勝利はしたもののアルディのオーガルクスのような
不安定なものを頼りとしたリミッタ解除による勝利は自分の認める形の
勝利ではなかったと再戦を申し込む。
カミラの申し込みを快諾する紗夜。

ディレクからの協力関係の申し込みを断るエルネスタ。
しかしディレクがカミラも知らない三体目のパペットに必要なウルム・マナダイトの
入手をちらつかせると・・・「話は聞いてみよう」とエルネスタ。

病室の綺凛を見舞う綾斗、ケガを押しての活躍を誉めて頭を撫でる。

そしてユリスと迷惑をかけたことで負い目を感じているフローラも現れる。
そんなフローラを慰めるユリス。

場所を変えて綾斗と二人きりとなるユリス。
話がしたいとユリスから連れ出したが緊張からなかなか話が始まらない。
勢いを付けて切り出したところで綾斗が膝にコーヒーを溢してしまい
刺繍の入った思い出のハンカチを取りだしたユリス。
しかしシミになってはいけないと止める綾斗。

緊張が解けたところで改めて綾斗の協力に感謝するユリス。
逆に綾斗は切っ掛けを作ってくれたことをユリスに感謝する。
しかしまだ通過点であることを双方共に確認、それでも今日の勝利と
次の試合の勝利のために祝杯を挙げる。

フローラの誘拐事件はマフィアによるものだと決着されてしまう。
納得行かないユリスだがそれ以上は特定の学校を責める事も出来ない。
そして綾斗には姉の捜索を依頼していたことについて協力的な言葉がかけられる。

しかし二人が帰った後、ディレクと連絡を取り合うマディアス。
誘拐事件自体はマディアスが望んだものでは無かったが・・・
綾斗の姉の遙の体はマディアスの手の中にある様子。

次回 「リーゼルタニア」
「次もサクッと」ってセカンドシーズン中はムリじゃないか？
と、いう訳で里帰りイベントかな？

１期と２期を跨いだ長い鳳凰星武祭もついに終了。
綾斗が勝利はしたもののバッジの破壊が条件の試合でなければ
メカであるアルディの優位性はもっとあったのかも。
とはいえそういった事も含めてカルラにとっては既に不安定で危険な
ものであるという認識の範疇に踏み込んでいる。
一方でアルディが制御出来たことから次のステージを目論むエルネスタ。
開発者としてのスタンスのギャップはさらに大きくなって仕舞う訳だけど
袂を分かつことはないようなことは言ってましたね。

綾斗の表立った周辺は綺凛の負傷を除けばおおよそハッピーに完結。
しかしディレクとマディアスの裏の顔はこれで終わりでない様子。
とくにマディアスは姉に関して何かを知っているとは思っていたけど
肉体をそのまま保存しているとは・・・
しかも直接監視できるとは変態か？