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Re:CREATORS<レクリエーターズ> #22 「Re:CREATORS」 <終>

大団円、あれ?でも誰か忘れているような・・・ 「Re:CREATOR」の第22話。

颯太によって顕界されたセツナと二人だけの世界へと消えたアルタイル。
世界の救済と共にエリミネーション・チャンバー・フェスは幕を閉じる。
セレジアとアリステリアを失った創造主二人に苦い思いを残しつつも。
20170916r_01.jpg
しかし顕界されたセレジアは犠牲になっても松原の手によって作中で生き続ける。
セレジアが望んだコーヒーと物語を送り込んだ世界で真の大団円を迎えるために。
まりねとメテオラの言葉にいくらか救われた松原。

セツナの登場を含め話題を残しながらの日々が過ぎる。
メテオラによって招集された被造物達、騒がしい中でメテオラは各世界へ帰る日が
近いと知らせる。選択の余地もあるが別れる前に創造主へ言いたいことなどは
済ませておくようにと。
20170916r_11.jpg
まずは優夜達二人、締め切り近い八頭司を連れて海に連れて行くと、自分達の世界で
きっちりケリは付けるため戻ると宣言する。

出来の良いギガスマキナのプラモデルをお土産に帰ると瑠偉、ひかゆも自分の
世界に戻ることで意思は固まっている。
颯太はメテオラと共にセツナの墓前に立つ。
真鍳の後押し無しで顕現出来なかったことを悔いるが、メテオラは颯太の書いた
セツナだったからこそ大団円を迎えることができたと諭す。
20170916r_21.jpg
おそらく世界の修復機能によって最後に開かれることとなるであろう巨大な魔方陣。
コックピットにプラモデルを大量に詰め込んだために操縦性が悪くなったことにキレつつ
顕現直後から世話になった中乃鐘達へ別れを告げて魔方陣へと消える瑠偉とギガスマキナ。
そして清々しい態度で続く優夜と翔。

さらに続くひかゆに大西の涙の登場。
呆れつつも大西には愛しのマサユキ君と出会わせてくれたことには感謝していると伝える。
20170916r_31.jpg
若干、ねじ曲がった雰囲気の別れとなった駿河とブリッツの別れの挨拶。
「これからもうちは命削ってあんたらに酷いことするで、せやから死ぬ気で乗り越えや」
ブリッツに奇妙なエールを送る駿河。そんな二人のやりとりを不思議そうに見るエリナ。

残ったメテオラに別れを惜しむ一同だったが実はメテオラは魔方陣を維持するため
戻ることは出来ない。
もっともメテオラ自身もすでにこちらの世界は気に入っており、何かを創造する者として
残ることを決意しているという。
もちろん魔法はなくなってしまうが創造に必要なのは情熱と修練、そして天運。
世界に残るメテオラのために生活に必要な書類を改めて整備すると菊地原さん。
その菊地原さんも対策室解散と同時に退官するという。
20170916r_41.jpg
松原が菊地原さんと再開したのは意外な場所。
出版社である講学社漫画賞贈呈パーティーの会場の受付。
フェスでの調整役であったことでいろいろとツテが出来ていたらしい。

さらに「緋色のアリステリア」で受賞し壇上で挨拶をする高良田。
「面白いものを死ぬ気で書け」とアリステリアに言われたことを心に留め
報いるために上を目指していると言う。
そういった気持ちに同意しながらも自分達は上ではなく先を目指して
ハッピーエンドに近付くようにと松原。

エリミネーション・チャンバー・フェスの作品のまとめ役を務めた中乃鐘は
プロである自分達の用意した設定はアルタイルに通じず、セツナという
イレギュラーによって事態が解決したことを口惜しく思っていた。
しかし大西にモノ作りを止めるかと聞かれれば、その答えはNO。

それぞれの作品はますます広がりを見せる。
投稿用の作品にひと区切りを付けた颯太に独立したメテオラからメールが。
メテオラもまた小説という創作活動を始めて応募作を書き上げた所だという。
しかしタイトルが決まらないと相談をしてきた。
20170916r_51.jpg
アニメ2期の番宣でテレビから語りかけるセレジア。
再びタブレットのペンを取る颯太、そして多くのクリエーター達。

そして颯太がメテオラに返信したタイトル案は・・・
「Re:CREATORS」
20170916r_61.jpg
そして颯太の新しい投稿イラストのタイトル「親愛なる我が兄弟たち」


アルタイルについては完全に前回で完結していました。
今考えるとちょっとあっさりとしたもの過ぎたような・・・
しかも中乃鐘が特に感じていたように多くの伏線などもある意味すっ飛ばした形で。

神である創造主次第であるとはいえ自分の手で自分の世界をどうにかすると
決意して戻っていくキャラ達。
実は彼等が戻ったからといってすでに進んでいる物語が変わるわけでもないし
顕現していた時の記憶がそのまま繋がるわけでもない。
いわゆる「戻ると記憶は消える」な訳だけど、逆に彼等の願いや思いは原作者達に
間違いなく伝わっているわけで、自然と作品に戻されて言うと思われる。
残念ながら現実には救われない形で終わるバッドエンド作品もあるし、そもそも
終わることも出来ない作品もあるが、この作品に出て来た作品達はハッピー
エンドとなることを願うばかり。

そして皆を見送った後も残るメテオラ。
魔導書はなくなってしまうけど持ち前の好奇心と賢者としての知識を総動員して
きっと成功出来るのはないでしょか?
でも政府のバックアップがなくなるとあの大食漢は生活に厳しいかも。w

で、真鍳はそのまま姿を見せなかったわけですが。
多分彼女も力は失ったと思われるけど、投資などで成功して隠居生活ですかね。
でも明確な意思を持って人を殺めているしその辺はどうなるんだろう。

広江礼威氏、あおきえい氏のタッグということでかなりの期待作だったこの作品。
なかなか豪華な作りで多少中だるみもあった感じですが、特番を挟んで2期後半の
完結に向けてはなかなか盛り上がりました。
多分、作っている人達も一度は考えたこともあるであろう事象。
面白く作っていたのではないでしょうか。

ともかくスタッフとキャストの皆様、お疲れさまでした!








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