Phantom -Requiem for the Phantom- 第16話 「告白」

クロウディアの指示でワイズメルの仕掛けた狙撃を阻止することに成功した玲二。
しかし別の軌道からの銃弾が調印式に飛び込んだ。
緊迫感の増すアニメ「Phantom -Requiem for the Phantom-」の第16話。

もうひとつの狙撃はアインによるものだった。
そしてそれはサイス=マスター（梧桐組にはギュゼッペとして接触）の指示によるものだった。
サイスはクロウに対する揺さぶりをかけているようだ。

一気にヒートアップする梧桐達。
しかしクロウが冷静にリズィの銃を押さえたと思った瞬間、その銃から放たれた銃弾は
ワイズメルを捕らえた。有無をも言わせずクロウに粛正されてしまったワイズメル。

一連の梧桐組に対する犯行はワイズメルによるもので、約束通りけじめとして
首謀者の首を差し出したというクロウ。梧桐もその場は納得をする。
そして像を砕いた銃弾の事については玲二とリズィの間でうやむやにする。
そして奪われたはずの500万ドルもワイズメル邸に。

事が片づいてしまえばキャルは玲二のもとにいる必要は無くなる。
寂しそうなキャルに「飯炊きメイド（ただしメイド服不要）」としてもうしばらくの同居を許す玲二。

クロウはワイズメルの裏切りを手際よく裁いたと言うことで、
新しいナンバー２としてマグワイヤの信用を得ることに成功する。

麻薬取引の失敗、ジュディの敵討ちは表向き片付いたもののマグワイヤに約束した
キャルの暗殺者教育は進んでいない。進めるつもりもない。
なんとかキャルを開放しなければならないが、一方で今の居心地の良い環境を
手放したくない自分がいることにジレンマを感じる玲二。

メイド服にダメ出しされたからってひらひら付きのカチューシャ、
しかもなぜかネコ耳付きを付けるキャル。可愛すぎるぞ、オイ。
しかしどっから持ってきたんだ…
さらに室内で家事をする時は常備。ww

日常の生活の中で確実に親睦を深めていく玲二とキャル。
なんだこのブタ君マペットは。ww
ドクロワンポイントといい、ネコ耳付きメイドカチューシャといい、このブタといい
いろいろセンスに付いてはキャルに問いたい。

インフェルノの上級幹部となり仕事の増えたクロウ。
とはいえ計画通りでクロウにとっては順風満帆な状態であった。
しかしこれもまだ目的を達成するための通過点。

キャルが不自然に姿を消しただけで動揺してしまうほど馴染んでしまった玲二。
ある時、一度は玲二に断られた暗殺の仕事の助手したいとキャルから言い出した。
「俺はもう壊れているんだ、そんな俺のようになりたいのか！」
本気のキャルに対してつい声を荒立てて怒りをぶつけてしまう。

バスタブに籠もってしまったキャルを優しく諭す玲二。
キャルは玲二を優しい殺し屋だという。
しかしどんな理由があれ一度誰かを殺してしまえば、キャルのように純粋な
優しさで人を受け止めることは出来なく無くなってしまうと言う玲二。

それでも玲二が動けないなら、側にいるために玲二の元へ行くというキャル。
キャルのいる世界に戻りたいという玲二。
真に絆を深めた二人。

しかし影でうごめく不穏な空気。
サイスが志賀にカジノでの幹部暗殺のときに玲二が入った現場の写真を見せる。
ちょうど凶器でなったであろうカミソリを手に取った時のものだった。
サイスに信頼を寄せている志賀は、怒り心頭となりすぐに若頭（梧桐）に連絡をとる。
着々とクロウと玲二を罠に追い詰めていくサイス。

そしてリズィを脅迫し玲二を誘い出す梧桐。
出掛け際に「今日は一緒にいたかったのに…」というキャルに
「これからずっと一緒だろ。時間は山ほどあるさ」と応える玲二。
なんだか死亡フラグっぽいセリフだな～。

「自分を取り戻す。キャルのために、そしてエレンのためにも…」
多分、玲二と梧桐組が落ち合う場所を見守っているであろうアインの心中は？

梧桐組に誘い出された玲二。そこでは激しい銃撃戦が始まる。

梧桐の心臓を捕らえる銃弾。玲二の前に立ちはだかるアイン。
次回 「真相」