Phantom -Requiem for the Phantom- 第21話 「憤怒」

いよいよキャル（大）と玲二が接触のアニメ「Phantom -Requiem for the Phantom-」の第21話。

校門で玲二に存在をアピールしたキャル。
全体的に5割増し、部分的に3倍くらいに。
二年の月日がここまでキャルを成長させた。

追っ手の正体を江漣に伝える玲二。
キャルはインフェルノのスナイパーとなっていた。

日本ではリズィが先頭指揮を執りインフェルノの同盟にある梧桐組に敵対する
中国マフィア壊滅を請け負っていた。なぜか作戦には姿を見せていないキャル。
と、思われたが単独行動で突入し、いとも簡単にマフィア配下を殲滅してしまう。

そしてあぶり出したマフィアトップには遊び半分で勝負を持ちかけ射殺する。
暗殺行動に関してアインやツヴァイのような悲壮感が全くない。

「あの子の人生をメチャメチャにしたのはオレだ・・・」
キャルが優秀な暗殺者になってしまっていることを悔いる玲二。

一方のキャルはアインと随分と異なり、サイスに対しても謙るような態度はない。
玲二達に対しても「自分の礼儀で狩る」と言う。

アイキャッチがキャル（小）からキャル（大）バージョンに変更。

ある雪がちらついた日。
玲二と美緒がどう見ても冬服に見えないんだけど・・・

先日の中国マフィア壊滅について派手にやり過ぎたことを
梧桐組若頭の志賀に警告されるリズィ。
簡単な作戦のハズだったのに部下を死なせたことに落ち込むリズィ。
キャルの動向はサイスも制御しきれず、リズィも手を焼いているようだ。
サイスはキャル（=ドライ=3番目）は正式なファントムを襲名していないので
焦ってスタンドプレーに走っていると擁護するが・・・

美緒達と楽しい食事。早苗は命知らずだな・・・ww
後からやってきた比路乃が江漣に人から預かったという手紙を手渡す。
その中には憶えのある手触りのものが・・・一瞬だけ緊張が走る。
「後輩に頼まれごと・・・」そういって席を立つ。
江漣を追うように玲二も席を立ち江漣を追う。

そして玲二に声をかけるサイス。校内にこんなのがいたらいかにも怪しいだろ。
玲二を牽制するサイス。キャル=ドライについて説明をする。
「結論から言うと何もしていない。
　洗脳もなし、暗示もなし、記憶も情緒も全く操作していない。
　ただ徹底して磨き上げた、彼女の持ち前の憎しみを。
　良くあれだけの逸材を私の手元に残してくれた。感謝に堪えんよ」
アインのような悲壮感がないのはツヴァイを参考として他の感情をいじらず、
玲二に対する憎悪の感情だけを増長させたためらしい。

そして礼拝堂で初めて対峙するアインとドライ。
玲二と逃げた者と、玲二に置いて行かれた者。
火を噴くのは明らか。そして玲二はどちらかを撃たなければ止められないのか？
で、あればやはりキャルを撃つことになるのか？

次回 「激昂」

いよいよ江漣とキャルが相対することになったけど、とりあえず次回は玲二が
割って入る展開になるみたい。まず玲二がどういった選択をすることになるかですね。
一度は江漣を撃ってしまいものすごく後悔していた玲二は江漣を撃てる訳ないし、
かといって負い目のあるキャルを撃てる訳ないでしょう。

一方、キャルは愛情の裏返しの憎悪なわけで場合によってはまた愛情に
戻すことができるのかも。
そうなると江漣が妹として接する態度があくまでも演技で実は愛情があるのか、
逃避行し故郷を求める同じ目的を持つ仲間なのかで随分と立ち位置が変わってきますね。

個人的には和解して共同戦線を張り「サイスと愉快な仲間達」を撃退して欲しい。

だけど梧桐組（特に志賀）、サイス軍団、インフェルノの追撃、
美緒との関係といろいろ片づくのか？