化物語 第08話 「するがモンキー 其ノ参」

「するがモンキー」編解決の「化物語」の第8話。

最初に猿の手（悪魔の手）を使ったのは母を亡くし転校したばかりの小学生の時。
クラスに溶け込むために誰よりも速く走りたいと願ったからだった。
だがその願いは同級生を襲うという形で願った。

思わぬ形で願いが叶えられてしまった駿河はすぐに「猿の手」の話におよぶ。
恐れた駿河は努力して足を速くし、さらに足の速さを競うような環境には
近付かないようにした。そしていつの間にかバスケット部のエースに。

それでも何度かは願いを叶えようとした。しかし耐えてきた。
大好きなひたぎから拒否された時も・・・

しかしその一年後、ひたぎと親しく接する存在が現れた。
そして再び「猿の手」に願ってしまった。

新OP来ました。もう来ないかと思ったぞ～、八九寺！

駿河とひたぎが百合の花が舞う中でダンスかと思ったら、駿河が刺されてる・・・

その話を聞いて忍野は一つの答えをだす。
叶えられた願いは望まぬものではなく、駿河の心の奥底で望んだものだと。
「猿の手」である「レイニーデビル」の呪いを解くには暦の死による願いの
成就か、呪いごと駿河の腕を切り落とす事だという。

そして忍に血液を与えてやや貧血気味の暦が向かう先。
閉じ込められた空間で駿河と対峙、そして暦が殺せない存在だということで
悪魔との契約を不履行にする作戦にでた。

驚異は左腕だけだと思っていたが、増幅された駿河の殺意は暦の読みを超えていた。
倉庫に籠もる前は人を殺すくらいなら腕を切り落とす事も仕方ないとしていた
駿河だったが、やはり深い所にある心理では割り切れてなかったようだ。
なすすべもなく一方的に粉砕される暦。負の感情をぶつけられる。
このアニメーション「まりあ†ほりっく (AA)」のOPみたい。
血液だけじゃなく臓物まででてるけど・・・ww

暦の再生能力を持ってしても死を感じたそのとき、開かないはずの扉が開いた。
扉を開けたのはひたぎだった。
忍野が暦の携帯から呼び出していたようだ。

駿河の件についてひたぎにに黙って動いていた事を怒る。
しかしここはツンデレちゃん。
「阿良々木君が死んだら私はどんな手を使っても神原を殺すに決まってるじゃない。
　阿良々木君、私を殺人犯にするつもり？」
「お見通しか・・・まったく、情の深い女だ・・・」

ひたぎの登場に動揺する駿河。
暦を殺す事をひたぎに知られる事で呪いの達成を無効化した忍野の好判断。

駿河を押さえ手を取り「私は先輩が好きで・・・」という言葉に
「そう、私はそれほど好きじゃないわ。それでも側にいてくれるのかしら？
　いっぱい待たせてごめんなさい」と言うひたぎ。駿河が側にいる事を許したようだ。

後日、ひたぎに命じられて暦を迎えに来たという駿河。
暦を襲う事はなくなったが腕は元に戻らなかったため、部活は引退したという。
駿河本人はひたぎと再びお近づきになり、いろいろ納得してスッキリしたみたい。

次回新章 「なでこスネイク 其ノ壹」
蛇はまた神であったり強い呪いを持ったり一般でも言われるので大変そうですね。

忍に血を与える暦の姿を見たらひたぎが切れそうですね・・・
隠し事をしないのが約束なら早めに教えておいた方が良いかもね。

最後はひたぎが暦への冷たくて熱い愛情を示す事になったと言う事で締めました。
しかし真宵といい駿河といいこんなにお迎えばっかりあったら大変ですね。