かなめも 第10話 「はじめての、気持ち」

風新から誰かがいなくなってしまう？そんなアニメ「かなめも (すたちゃまにあ)」または
「かなめも （あにてれ）」の第10話。

ネタ「かなめも 「はじめての、DVD」」もどうぞ。

新聞配達にもだいぶん馴れてきたある日、めずらしく休みの日なのに早起きして
クッキーを焼いていたゆめ。クッキーをゆうきに渡すようにかなに言付けて台所を後にする。
事態が掴めないかなはゆめを追って外に出るがそこには大きくていかにも高級車が。
中に乗り込んでいたゆめは「ゆうきにね、ひとりでもしっかり頑張るように伝えておいて～」
と言葉を残して立ち去ってしまう。

たまたまゴミ出しに出てきた代理にゆめが出掛けた事を知らせようとしたが、
始めから把握していた模様。配達から戻ってきたひなたとはるかにも聞いたところ
「ゆめのやつ、実家に帰っちゃったんだよ。仕方ないんだよ、
　ゆめの実家はすんごい旧家で、ゆめはそこのお嬢様だし、
　どうしても帰ってこいって、うるさく言われてたみたいでさ・・・」と説明される。
「連れもどされちゃった～！？」と驚くかな。
「ゆめは行ってしまったのだな・・・」 残されたゆうきは足早に屋内へ。
見守るひなたとはるか。「だいぶん参っているわね・・・」
「これはゆうきが大人になるための試練な訳だし」
「でも、辛いわよね。ひとりでって言うのも・・・」
なんか深刻さだけは伝わってくる。

朝食の準備が出来たのでゆうきを呼びに行ったかな。
部屋の前でゆうきの泣き声を聞いてしまう。焦るかな。
そこにやってきたのは朝食が待ちきれずゆめが焼いていたクッキーを摘む代理。
「なにこれ？甘くないのね？」
作る料理全てが甘々なゆめの作ったお菓子なのにむしろ塩味。
またしてもかなの余計な想像。勝手に「破局」だと考える。

部屋から出てきたゆうきにクッキーを渡すが、突然酷く泣き出して部屋に戻ってしまったゆうき。

無事、朝食タイムに入ったがゆめとゆうきのことが気になってしょうがないかな。
ゆめを連想させるような言葉や事態にひとりでバタバタして騒ぎ立てる。

そんな事をしているうちに、ご飯も残して泣きながら部屋に戻ってしまうゆうき。

ゆめがいなくなって寂しさを感じるかな。
「皆さんはお別れ、もう慣れっこなんでしょうか・・・？
　私も馴れれば寂しくなくなるんでしょうか・・・？」
みなの素っ気ない態度にそんな事を考えてしまうかな。

たまたま別れにつらさに耐えきれず死んでしまいたいという内容のテレビを見てしまう。
ちょうどそんなところに2階から駆け下りてきたゆうき。
「もう耐えられない。こんな思いをするくらいなら、いっそ・・・」
ゆうきを必至に捕まえるかな。
「このままだと、死にます・・・痛みで・・・」
単なる虫歯だったようです。

ゆめも連れもどされた訳ではなくて一日法事で戻っていただけらしい。
結局かなだけが事情を把握しないままひとりで騒いでいただけだと。

ひなたが景品（パチンコ？）でもらった花火で遊ぶ事に。
かなも線香花火を楽しむがどことなく寂しげな雰囲気に・・・

もやもやとしたかなの気分と同じような曇った朝。
美華が声をかけてきた。かなの誘いで一緒にひと休みする事に。
ちょっと財布の中身を気にする美華に半分こにしようというかな。
美華の気にする冷たい「オデンジュース」にすることに。
「おでん缶 (AA)」ではなくジュースだと言う事は大根もゆで卵も昆布もすり身系も
すべてミキサーにかけられているのか？で、白滝あたりはつぶつぶに・・・
ある意味、総合栄養食っぽいが・・・ww
しかし、二人でどちらが先に飲むのか譲り合っているうちに手を滑らせて落としてしまう。

美華も同じものを買う事にするのだが当たりがでてもう一本。
結局、二人とも一本ずつ。
「かなといると楽しい事が多いのぉ」となんだかんだ言ってかなと過ごす時間を楽しむ美華。
雲も晴れて朝日が、かなの気持ちもちょっと晴れてきました。

次回 「はじめての、看病」

エンドカードは「にょろーん ちゅるやさん (AA)」のえれっと先生。
こちらが本来の作風なんですね。最初、ちゅるやさんと繋がらなかったよ・・・
よくみると後ろのデフォルメゆめがちゅるやさん風だ。ちゅめさん・・・ww

ゆめが実家の所用ですぐに戻ってくるのはだいたい読めていたけど、
ゆうきの虫歯のほうは読めませんでした。
ちょっとオーバーだけど何らかの理由で置いて行かれてゆめと離れてしまったら
ゆうきならこれくらいふさぎ込んでも不思議はないかな？
楽しい風新新聞専売所での生活の中でも常に「ひとりぼっち」と「いつか来る別れ」を
意識するかな。ゆめが突然になくなった事で強く再認識することとなった話ですね。