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日経エレクトロニクス 2009.2.9

「美に挑む 規格外テレビ」という特集の中で、4Kx2Kや8Kx4Kと
超解像処理に触れていたのでいくつか戯れ言を。

昨今このネタでもっともホットなのはやはり東芝でしょう。
先月のCESでずばり4Kx2K対応パネル+超解像処理を実現したCellTVを
展示していたそうです。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090108/ces02.htm

HD-DVDvsBlu-rayの規格戦争で破れた東芝が「超解像があればDVDで十分
みたいなこと言って一時話題になっていました。
私としてはマスターの差は差、補正や補間技術はまた別の感覚的な問題と
思っているので、東芝の言い分は???な訳ですが、それでも超解像は将来性の
高い技術だというのは疑う余地はありません。

いま超解像といえばDVDをSDからHDへアップコン、地デジの1440x1080を
1920x1080にする処理あたりがもっとも需要が高いのではないでしょうか。
だけど、うまく使うと1080/60iを540/60pにフィールド分割後、超解像で1080/60pに
するなど低いコストでインターレス→プログレッシブ(IP)変換出来たりしないかと
思います。まぁ今のIP変換も3次元フィルタなど技術の蓄積が高いし、
別処理の方が画質には貢献しているかもしれませんが...
(しかもCellの超解像は水平方向のみという噂も)

あとは8bitや10bitから12bitや16bitへの階調再現性の向上ですかね。
パネルのコントラスト再現性があがればビット伸長も重要な要素になります。

と、書いたところでNEの記事を読む限りでは東芝の超解像処理は、
平坦部、境界部、テクスチャ部(鳥の羽のような微細な部分)のテクスチャ部のみ
処理の対象としているということで、アニメソースにはあんまり効果なさそうだ。
エッジ強調自体は特別でもないしね。
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